Arnica Cream VS Aspercreme

8/13/2023

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Arnica Cream



前回鎮痛消炎剤についてブログに書いたのだけど、最近買ったものにArnica Creamというのもがある。Arnica CreamっていうのはArnicaという植物のエキスを使った鎮痛効果のあるクリームのこと。主成分のアルニカという植物のエキスに鎮痛、解熱、抗炎症、血行促進する効果があるとされているのもです。


これはフランス製のアルニカクリームで、スーパーのドラッグ売り場やドラッグストアでも普通に売っています。この製品はホメオパシレメディの一種らしいのだけど、CVSでディスカウントがあったから買ってみました。

私自身は科学的根拠第一主義で、なんの根拠もないものは受け入れないタイプ。なのでホメオパシーやらスピリチュアルやらそんなまじないじみたものは信用しないタイプ。
そんな私が買ったこのArnica Cream、どうやらFDA未承認のホメオパシーレメディーらしい。ホメオパシー自体をいまここで議論するつもりは全くなくて、FDAもホメオパシーの安全性の評価はしていませんよ、という程度だと思ってください。

ホメオパシーとか信用しないタイプってたった今書いておいて、おい、言ってることとやってることが矛盾してるやないかい!と思うよね。で、売り場で箱の裏の成分などを見てその場でGoogleで検索したんです。どんなもので、どんな働きがあるのか、と。それで思ったのはおばあちゃんの知恵袋じゃないけれど、風邪の時は焼いたネギを首に巻く、とかのどの痛みには大根のはちみつ漬け、とかそんな感じで経験から裏打ちされたものってあるじゃない?そんな感じなのだと思う。例えばカモミールは鎮静効果があってリラックス効果があるとかさ、ハーブの効能みたいな感じ。なのでそれほど身構えずにハーブクリーム的な感じで買ってみました。

効果はあったのか?

これがですね、自分の中の期待値が低かったせいか、驚くほど効果があったのですよ。実はずっと右肩の激痛に悩まされていて、それを解消しようと念入りにマッサージをしたらかえって悪化した、という事態になっていたの。そこで、まぁ気休めにはなるかな?という感じで、Arnica Creamを塗ってみたら、いつの間にか痛みがほぼなくなっていたのです。腕を上げられるようになったのです。完治ではないですが、ズキズキを感じない程度に過ごせるようになったのです。この効果がどれだけ持続するのかはまだわかりませんが、楽になった感覚があったのです。(※個人の感想です。効能、効果を保証するものではありません。使用の際は、使用上の注意をよく読んでください、特にアレルギーに関する注意があります。)

Aspercreme



次に買ったのが"Kick Pain, Aspercreme"のCMでもよく目にする黄色のパッケージでおなじみのAspercremeです。
こちらもたいていどこのスーパーやドラッグストアで手に入るもので、主成分はサルチル酸トロラミンという成分で局所鎮痛薬です。どこかで見た言葉ですよね、そうリドカインの適用法の一つでした。これも非ステロイド系の抗炎症薬に分類されるようです。そう局所鎮痛薬ということに着目しておく必要があります。

実際に指の関節に使ってみたのですが、とにかく痛い、痛くて痛くて、どこが局所鎮痛薬なのか?というくらい塗った場所がズキズキしました。どういうこと?却って悪化したとか?と思うほどだったのですが、翌朝、あんなに痛かった関節が曲げられるようになりました。
どういうメカニズムが作用するのか謎でしたが、結果的には良かったようです。

Arnica Cream とAspercreme



結論からいうと、(反則ですが)日本から持ってきたバンテリンが一番(笑)。この2つはどうがんばってもバンテリン(インドメタシン)にはかなわないかな。インドメタシン自体はあるにはあるけれど、手軽に手に入れることは難しいです。そもそもインドメタシンはOTCにはない。なので現実的に手に入れやすいものではArnica Creamが私にはフィットしたかな?と思います。あ、なんか痛くない、とすぐに実感したのです。
Aspercremeはなんか塗った時にチリチリ痛い感じがしたのが気になりました。とはいえまだ1度しか使ってないのでもうしばらく使ってみないとわからないかも。

関節や筋肉、腱などの痛みにはICYHOTとかBiOFREEZEといったメントール系のジェルで冷やすタイプのものをまずは試すと良いと思います。それらの効果が期待できないようでしたら、カプサイシンやリドカイン、ボルタレンなどのジクロフェナク配合のものなどを自分の症状に合わせて選ぶと良いと思います。

また理学療法士さんから教えていただいた、RICEという療法があるのですが、これは捻挫をした、ひどい筋肉痛や肉離れ、打ち身であるなどの急性の症状の際に行う療法でRest Ice Compression Elevationの頭文字をとった略語です。もしけがなどで捻挫などをしてしまったら、RICEを行い、様子をみてUrgent Careなどに行くことをお勧めします。



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ネコノツマコ、アメリカ カリフォルニア州在住。50代夫婦二人暮らし。アメリカ移住の生活の様子を気が向いた時に書いています。

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