そろそろ庭の芝が芽吹く季節
北カリフォルニアもそろそろ遅霜の心配がなくなる頃。春の庭の準備をしなければなりません。そろそろ芝も芽吹いてくる季節です。この頃になるとガーデンセンターには芝のケア製品が所狭しと陳列されるので、みなさん芝への意気込みが凄いですよね。
うちでもフロントヤードとバックヤードに芝生がしっかり生えているのですが、これはね、私の血と汗と涙の結晶でもあるんですよ。以前の記事を読んでもらえるとわかるのですが、引っ越してきた年は酷かった!ハゲハゲの雑草ボウボウの芝生でした。そこに、わ~い!憧れの芝生の庭だぁ!と喜び勇んでやってきたカモが一生懸命雑草を抜き、土を足し、肥料を与え、養生をし、種蒔きをし、鳥から守ってようやく生えてきた芝生なのですよ!
しんどいサッチング
そんな芝生ですが、これほど管理が大変だとは思いもよりませんでしたよ。中でもしんどいのがサッチング(thatching)という作業。これをガーデナーさんがやってくれたらどんなに助かることか!(でもやってくれない)
サッチングとは、一言でいうと芝の通気性と水はけを良くし成長を促す作業のことです。どういうことかというと、芝刈りで落ちた芝や、季節が移って枯れた芝が地表に堆積していて、通気が悪くなっていたり、腐って水分が溜まってしまっていたりと新芽が成長するのに障害になるものを取り除く作業です。
これがまたしんどいのよ。手作業だからなんだけれども、レーキ(Rake)を使って毛足の長いラグを梳くように枯葉を梳きとっていく作業なんです。これが気が遠くなるほどにしんどい(笑)。あまり根をつめてやると翌日腕が上がらなくなります。
3年目に悟ったこと
そんな芝のある生活3年目ともなると色々と悟ってきます。
冬に枯れた芝がそろそろ動き出すかな?というような暖かい日が続いたらサッチング作業に取り掛かるのですが、まぁ、なんだ、道具は揃えたほうが良い。ウチにはオーソドックスな芝の落ち葉をかき集めるようなレーキがあるのですが、これがね、効率が悪すぎるんです!エクササイズには良いのかもしれないけれど、非常に疲れる。こんな感じのどこにでもあるやつなのですが、枯芝を掻きとる手ごたえがなくて同じ場所を何回もやらないとだめなんですよ。地道すぎる!
ツールはなんでも使う
3年目にして気が付いたのは、大家さんが置いてるレーキ、オーソドックス過ぎてビヤンビヤンと張りがなく、サッチングには向かないのです。そこで、今年はツールで勝負をしようと思うのですよ。そして見つけたのが、こちらのGroundkeeperというレーキ。ただのレーキじゃないんです。
サッチングレーキなのです(笑)レーキの串のような部分がスプリング式になってて枯芝のグリップが良いのです。かき集め力が段違い!
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