ひな祭り
今日は2021年3月3日。ここカリフォルニアには日系スーパーが数多くあるせいか、この時期になるとひなあられや雛菓子などが催事商品として店頭に並ぶ。例年なら2月の後半から早くも店頭に現れ始めていた。カリフォルニアは春の訪れが早く、バレンタインデーが終わるともう雰囲気はイースターのパステルカラーになる。そんな中、桃の節句のひなまつり、ほっと日本を感じる貴重なひと時で、桃の花、ピーチやスモモのといった果樹の花もあちこちでほころび始めて、ああ、そろそろおひなさまの季節だなと3月の始まりを楽しみにしていたのに・・・。
店頭にひな祭りの気配がない
今年2021年はなぜかひな祭りの気配がない。我が家には女の子はもういないけれど、季節を感じられる祭事はできるだけ参加していたいと思っている。ピーナツバター餡いりの桜餅を食べさせられたこともあったが、毎年なんらかの形で桜餅を頂くようにしていた。
なのに、今年はまったくひな祭りの気配がない・・・。一体どうしたものか。やはり長引く新型コロナウィルスのせいで日本も祭りは自粛なの?
貨物船は沖に停泊中
今年はSIPで買い物へ出かけることもままならず、長いこと引きこもり生活が続いているのだけれども、桜餅くらいは買いに行こうと日系スーパーへ出かけました。ところがまったくひな祭りの気配がない。あてが外れてしまい、意気消沈したまま帰宅しふと少し前のニュースを思い出した。確かコロナで物資の需要が増えコンテナが不足、しかも荷が上陸できずに沖合に入港待ちとかいうニュースがありました。ひょっとしてこのせいで、季節商品を今年は取り扱いをやめたのかしら?季節商品はそのタイミングで売らないと売れないものね。
春菊で
こういったコンテナの流通が停滞しているせいかどうかはわからないけれど、桜餅がないのは事実なので、在外邦人の、ないものは作るという最終技を駆使して作ってみました。桜餅の桜あんや塩漬けの桜の葉は当然持っていないので、今回は求肥にJell-Oのストロベリーの粉を色加減を見ながら練りこんでみました。そして草餅はヨモギがないので家庭菜園の春菊の柔らかい新芽の部分を湯がいて刻んで練りこんでみました。
ちょっと求肥の水分が少なすぎて固めの仕上がりになってしまいましたが、雰囲気だけでもひな祭りになりました。たまにはこんな和スイーツを楽しむのも良いですよね。
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