海外引っ越し、せいろ(蒸籠)のすすめ

11/20/2023

アメリカ おすすめ キッチン 暮らし

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私が日本からアメリカに引っ越すときに持ってきて良かったものを書いておきます。
それは蒸籠(せいろ)。蒸籠ひとつで、アメリカでの食生活が充実し、日本食をアレンジする楽しさを味わえます。

もちろん、こちらでも蒸籠は売ってます、華僑の人達が集うチャイナタウンがあれば手に入れることもできます。でも、もし、もう日本で使っていたりしてすでに持っているなら、ぜひ持ってくることをおすすめします。

その理由は、チャイナタウンの雑貨店で買うとちょっと不衛生だったりするのです。たまたまかもしれないけれど、実際小さい蒸籠を買ったら、袋からネズミの糞がでてきて、捨ててしまったことがあるのです。

個人的には、日本で信頼のある店舗で買うのが一番。ある程度の良いお値段のものはしっかりしていて、手入れをきちんとすれば長持ちです。私ももう15年位使っています。こちらで買うなら管理の行き届いたお店を探しましょう。

私が蒸籠をおススメする理由

アメリカで暮らすようになると、日本食が恋しくなる時が遅かれ早かれやってきます。私は日本からアメリカへ引っ越してきて、最初は色々なレストランやファストフードを楽しんでいましたが、だんだんと、いわゆる日本の家庭料理を作る頻度が上がってきました。

しかし、アメリカで日本食を作るのはなかなか大変です。日本食に使う食材は、スーパーやアジアンマーケットで探さなければなりませんし、品揃えも限られています。そんなときに、私が持ってきてよかったと思うのが、蒸籠です。

蒸籠で広がるアメリカでの食生活

蒸籠は、日本食だけでなく、中華料理や西洋料理にも使える万能な調理器具です。今回は、蒸籠を持ってくると、どのように食生活が充実するのか、いくつかの例を紹介したいと思います。

日本食

まず、蒸籠は、日本食を作るのにも役立ちます。アメリカで手に入りやすい食材で、蒸籠で作れる日本食といえば、鶏肉や豚肉の蒸し物、魚のホイル蒸し、茶碗蒸し、蒸しパンなどがあります。

これらの料理は、蒸籠で簡単に作ることができますし、あっさりとした味わいで、アメリカの油っこい食事に飽きたときにもぴったりです。


中華料理

次に、蒸籠は、中華料理を作るのにも便利です。特に、点心は、蒸籠があれば本格的に作ることができます。シュウマイ、肉まん、小籠包、花巻など、蒸籠で作れる点心はたくさんあります。

点心は、皮や具材を自分で作ることもできますが、アジアンマーケットで冷凍のものを買ってきてもおいしいです。蒸籠で温めるだけで、ふっくらとした点心が食べられます。点心は、お茶と一緒に食べると、気分が上がりますよね。


西洋料理

最後に、蒸籠は、西洋料理にも使えます。アメリカで手に入りやすい西洋野菜は、蒸すとおいしいです。ブロッコリー、カリフラワー、キャベツ、ニンジン、ジャガイモなど、蒸籠で蒸した野菜は、シンプルに塩やバターで食べることができますし、チーズやマヨネーズ、ソースなどをかけてもおいしいです。

また、蒸籠で肉や魚も蒸すことができます。鶏肉や豚肉は、塩や胡椒、ハーブなどで味付けしたり、魚は、レモンやバター、パセリなどで味付けして、野菜と一緒に蒸籠で蒸すと、さっぱりとした味わいになります。アクアパッツァなんかもおすすめです。


つけダレの工夫でアレンジ自在

また、蒸籠を使うことで、しつこい料理が続いた時に、蒸し野菜であっさりしつつしっかりと栄養をとれる蒸し料理ができます。つけダレの工夫で、あっさりとしたポン酢ベースのつけダレや、濃厚なごまダレを用意すれば、野菜や肉、魚をさらに美味しくいただくことができます。

食卓での蓋をあける楽しさ

そして、蒸籠を使う最大の楽しみは、食卓での蓋をあける瞬間です。これこそが私が蒸し器より蒸籠を推す理由です。蒸籠から上がる熱気と共に広がる香りは、まさに食欲をそそります。家族や友人と一緒に、食卓で蒸籠の蓋をあける瞬間を楽しむことで、見慣れた野菜も一層美味しそうに見えますよ。

アメリカでの食材事情は、時には日本とは異なります。特に日本食を作るのに使える食材が限られてしまい、同じ料理の繰り返しになりがちです。蒸籠は、日本食、中華料理、西洋料理と、様々な料理に使える便利な調理器具です。

蒸籠で作った料理は、あっさりとしていて、ヘルシーですし、食材の旨味を引き出します。また、蒸籠は、そのまま食卓に出して、蓋をあけるときの楽しさもあります。蒸し料理に興味のある方にはぜひ買ってでも良いものを持ってくると良いと思います。

蒸籠で、食生活が充実すること間違いなしです。

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*About

ネコノツマコ、アメリカ カリフォルニア州在住。50代夫婦二人暮らし。アメリカ移住の生活の様子を気が向いた時に書いています。

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