カリフォルニアと生ゴミ
先日、冷蔵庫の整理についてブログに書いたのだけど、冷蔵庫を整理すると干からびた野菜とか出てくるのよね。ついでに生ゴミについてどうしているか書いておこうかな。
私は生ゴミは3種類に分別しています。
●コーヒーかす、茶殻
●生ゴミ(野菜くず、卵の殻)
●生ゴミ(油脂を含むもの肉、魚、食塩などの味付けされた調理済みゴミ)
この3種類です。なぜ3つに分けているかというと、簡易コンポストを作っているからです。野菜くずは調理の際にポイポイっと紙袋に入れてしまいます。
こんな感じにまな板のそばに置いて、ポイポイっと。
にんにくやネギ類は微生物を殺してしまうので入れていません。夏場は一日分でコンポストに入れてしまいますが、涼しい季節は袋が一杯になったらコンポストに入れてます。コーヒーかすと茶殻は土壌を酸性に傾けるので、過多にならないように気を付けながら入れています。卵の殻はオーブンで低温で焼いて砕いてナメクジ避けやカルシウムとして肥料にしています。コンポストというと
コンポストにする、と言っても結構大がかりなイメージありますよね。私はめんどくさいことが嫌いなので、簡易コンポストを作ってます。
まず、ここベイエリアではゴミの分別が3つに分かれています。リサイクルゴミと普通ゴミ、そしてオーガニックゴミ。ベイエリアの一部の市ではオーガニックゴミをコンポストにして市民に有機堆肥として分けているそうだけど、うちの市は回収するだけ。どこでどうコンポストにしているのか?有料、無料で分けているのかも不明です。
庭のある家では、コンポスト区画を作っていたり、コンポスターと呼ばれる容器を設置している人達もいます。これが結構大がかりで、簡単なコンポスターを買うにしても結構いい値段するんですよ。
ウチにも庭はあるけれど、借家なので勝手に地面掘って枠を設置するのはちょっと憚られますし、またいつ引っ越すかもわからないので余計な投資はしたくない。なので、簡易的なコンポストを作っています。
ツマ子流簡易コンポスト
それはガーデン用土の袋を利用したコンポストです。私はガーデニングが趣味なので季節ごとに用土や肥料、バークといった園芸用土を買うのですが、その袋が割と強くて、大きい。そこに生ゴミを入れて発酵させています。入れる生ゴミは純粋に植物ゴミのみ。油脂類や調理したゴミ、肉や魚はいれていません。
生ゴミを袋にいれるだけだと、ただ単に生ゴミが腐るだけでコンポストにはならないのですが、袋の底に新聞紙や生分解可能なシュレッダーした紙などをある程度入れます、その上に庭にふんだんに落ちている落ち葉を重ね、その上に生ゴミを紙袋ごと入れます。それぞれ層をつくる感じです。
こんな感じ。これは最近のもので、まだまだ入れますよ~。
そして生ゴミの上に、庭の土を少し削りとったり、季節の終わった植木鉢の古い用土を被せます。これだけです。でもこれだけだとただの蒸れて腐った物質になってしまうので、袋の底と下部に数か所穴をあけます。そして上から水をかけて、虫が入らないように袋の口を軽く縛るだけです。簡単!でもそれでは穴から水が漏れだすので、なるべく地面の上に置いておきます。ボカシ肥料的な感じで地面に染み出て一石二鳥。
コンポストの袋にコンポストを入れるという(笑)
こちらは2ヶ月ほど前のもの、袋の口の8割ほどまでいっぱいに詰めたもの。まだ落ち葉が完全には分解されていないけれど、かなり分解が進んでカサが半分以下まで減ってきています。
それでも虫は湧く
どんなに気を付けていても、生ゴミには虫が湧くので、もしコバエなどが発生してしまったら、数日炎天下に置いておくとかなり死滅します。ミミズを入れるとミミズまで死んでしまうので入れない方が良いです。ある程度カサが減ったら、良くかき混ぜて涼しいところに置いておきましょう。
コンポストが熟成して落ち葉や紙も分解されたらガーデニングに使うこともできます。完熟した堆肥は不快な臭いがしないのが特徴です。不快な臭いがしたら、熟成が足りないのかもしれません。お庭がない家庭でも、植木鉢の植物の堆肥にしたり、またはカリフォルニアは乾燥が酷く、土地がやせてきているので、何も育てていなくても庭のあちこちに撒くと土の元気が回復していきます。
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