アメリカにはあるのに日本では見かけないもの

9/24/2023

アメリカ 医療

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Sharp disposable SFO restroom
サンフランシスコ空港(SFO)のトイレのSharp disposable container

日本には注射器を捨てる場所が少ない?

先日、日本に一時帰国した際に、アメリカと日本の違いに驚いたことがひとつありました。それは、注射器を捨てる場所の有無です。

アメリカではというと嫌がられるのだけど、敢えて言わせてもらうと、注射器を捨てる場所が確保されている。特に空港です。長いフライトでは、決められた時間に注射をしないといけない人もいると思う。

アメリカでは、空港やドラッグストアなど、さまざまな場所に注射器を捨てられる場所が設置されています。これは、清掃員などの針刺しによる事故を防ぐためです。

家庭用医療廃棄物回収ボックス、Sharp disposable


通常、自己注射器の廃棄には、sharp disposable containerという針を通さない、安全に注射器を捨てられる容器を製薬会社や薬局が配布してくれます。しかし、がっしりと大きく頑丈なものなので、外出先だとそういうものを持って歩けないです。

でも空港のトイレには必ずこのsharp disposable containerが設置されています。また公共施設や大きな商業施設、ドラッグストアでも設置されていることが多いので旅先でも安心なのです。




しかし、同じ感覚で行くと日本では、注射器を捨てられる場所はほとんどありませんでした。インターネットで調べても、空港や病院なども、限られた場所にしか設置されていないようです。

私は、病気の治療のための自己注射をしているので、注射器を捨てる場所の有無は、とても気になるところです。日本に一時帰国する際に、何度も何度も調べましたが、捨てられるところは見つかりませんでした。

仕方なく、アメリカでポータブルのsharp disposable containerを購入し、注射器を持ち帰ってきました。

日本ではどうやって捨ててるの?

ふと気になって、日本で日頃自己注射を必要としている人は、一体どうやって医療廃棄物を処理しているのか調べたところ、特定の調剤薬局での回収や自治体にもよりますが、なんと家庭ごみとして捨てられるそうなのです。

ええ?大丈夫なの?と驚いたのですが、家庭ではペットボトルやガラス瓶に入れて捨てる、などの記述がありました。誰もが開封できる状態でも大丈夫なのはジャンキーが漁らないから?

また、日本でも、注射器を捨てる場所を増やすための取り組みは進められているようです。厚生労働省は、2022年10月から、全国のドラッグストアで注射器を無料回収するサービスを開始したそうです。

でも、それって一体どこでやってたの?だって日本滞在中、散々ネットで探したけれど捨てられる場所は1つもなかったのです。(病院へ捨てに行くの?)

日本はアメリカほど薬物中毒者がいないのか、あるいは自己注射する人が少ないのか?よくわかりませんが、家庭のゴミとして捨てられることに驚きを隠せません。

注射器を安全に捨てることの重要性

家庭からでる注射器


注射器を安全に捨てる場所がないと、様々な場所で不法投棄される可能性もあり、大変危険です。

アメリカでは、医療廃棄物の不法投棄による薬物中毒者への感染症の蔓延が問題になっていました。注射器に付着した感染症の病原体が、他の人に感染する可能性があるからです。そのため、注射器を安全に捨てる場所を増やすことは、感染症の予防のためにも重要なことです。

また、注射器を安全に捨てられないことで、注射器を再利用するなどの不適切な処分が行われる可能性もあります。不適切な処分は、針刺しによる事故の原因にもなります。
日本でも、安全に処理できる場所が増えればよいな、と思います。

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ネコノツマコ、アメリカ カリフォルニア州在住。50代夫婦二人暮らし。アメリカ移住の生活の様子を気が向いた時に書いています。

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