いまアメリカに住んでいるから、アメリカ人って言いきってしまっているけれど、とにかく彼らは芝生が大好き!いや、好きを通り越して、芝生に命かけてる!って言っても過言ではないのかもしれない。

アメリカへ縁があって居住するようになった方は、よくご存じだと思いますが、アメリカ人というかみなさん、とにかく芝生があるとすぐ寝転ぶ(笑)。すぐ裸足になる(笑)。もうそれくらい芝生が好き。

日本、特に東京からくると、その光景はとても羨ましく思ったものです。何しろ東京では芝生のある場所はあまり見かけないし、あっても”芝生に立ち入らないでください”って立札があるでしょう?

詳しくはわかりませんが、日本だと芝生が育ちにくいのかもしれません。夏は湿度が高く、冬は乾燥して結構寒い。梅雨の長雨も台風による降雨も相当な量だし。
芝は種類にもよるのですが、乾燥も過湿もあまり良くないようです。

個人的には、青々とした芝生=ゴルフ場的な勝手なイメージがありまして、いままであまり縁がないものでした。渡米するまでは・・・ね。渡米しても当初は事情もあってアパートで暮らしていたのですが、そのアパート、プールやキッズプレイエリアはあっても芝生のないアパートでした。

ところが、アパートから一軒家に引越しをしたとたんに芝生の管理という仕事が新たに加わったわけです。これは昨年からいろいろ調べたり、大家さんに聞いたりして徐々に手を付けて行ったのですが、おかしなもので、あんなに大変だ!と思っていた芝の管理が、秋を過ぎ、冬が訪れ、新芽が芽吹く春先になるとワクワクしてくるのです。

夏が終わると暑さに強い品種が枯れ始めるので、今度は冬用の芝が芽吹いてくるように施肥をしたり、サッチングや、落ち葉を取り除いたり、タンポポ狩りに追われたりエアレーションをし・・・・枯れた部分、雑草を抜いたり一年を通して芝の管理は結構なタスクがあります。

我が家も頑張りましたよ~!昨年はもう雑草抜きから種蒔きから養生までして地道に育成してきた芝生が、今年はこんなに綺麗に生えそろっています。昨年の芝の様子はこちらから”芝の手入れその後



芝の管理って大変でしょう?でも、みなさん芝の管理を喜々として行うのは、やはり芝生が好きなんでしょうね~。昨年、ご近所さんのバックヤードでパーティに招待されたとき、それはそれはふさふさの柔らかい、手入れの行き届いた芝生のバックヤードで、子供達は裸足で駆け回り、大人たちはガーデンテーブルを囲みながら談笑し、芝生に置いた大きなクッションに身を寄せて楽しい時間を過ごしたのでした。


ね?ふっさふさの芝生でしょ?↓


サンノゼは住宅地と言えども、結構野生動物が出没します。りすはもちろん、モグラ、ウサギ、鴨たち、アライグマやコヨーテ、様々な動物たちがやってくるのですが、みなさん裸足や直座りしてノミとかダニとか虫を気にしないのかしら?私は虫などに刺されやすい体質みたいで、蚊やノミがいるとてきめんに刺されてカユカユになってしまいます。

と思っていたら、ちゃんとありました。芝生の害虫を駆除、寄せ付けないものが。こういうものがあるから、芝生で寝そべってもカユカユにならないのでしょうね。










雨季が終わる少し前から、除草剤や殺虫剤の入った肥料がホームセンターやガーデンセンターの店頭に並ぶようになるので、見かけ始めたら、そろそろこれらを対策する時期なんだな、と知ることができるので助かります。ホント、芝生に関係する製品が所狭しと並び始めるので、どんだけ芝生に情熱を注いでるのよ!と感心してしまいます。

また、冬の間に傷んだ芝生を、ええい!めんどくせ~張り替えるぜ!という時も、新しくここに芝を張りたいけど・・・・という時にも便利なロール芝もこの時期から出回り始めます。お好きな場所に好きなように切って張れます。


また芝を張りなおしたり、種を蒔きなおしたりするための、砂や目土も芝用にわかるように積み上げられているので、芝のお手入れはもう至れり尽くせり、あとは人手があればいいだけ。と、いうのも、アメリカの庭は小さく見えても結構広いので、電動用具を使わず全部人力でやろうとすると、しばらく筋肉痛で動けなくなります(笑)



どうです?芝生のためにこれだけ製品を作ってしまうアメリカ人。芝生Lover過ぎる(笑)。
どうです、お庭に芝生の手入れをしたくなったでしょう?







アメリカ合衆国ランキング

*お知らせ

ブログテンプレートを更新しました。

*ブログ内記事の検索


*About

ネコノツマコ、アメリカ カリフォルニア州在住。50代夫婦二人暮らし。アメリカ移住の生活の様子を気が向いた時に書いています。

ブログ アーカイブ

QooQ