恒例のThanksgiving ディナー

12/02/2017

料理

t f B! P L
秋の空

ホリデー前から少し多忙で更新が滞っていました。

今年もベイエリアにホリデーシーズンが到来しました。空の雲もすっかり秋めいてきています。11月に入るとなんだか気ぜわしくなり、専らの話題はブラックフライデーのセールばかり。TVのCMもここぞとばかりに連日セールだ、セールだ!と連呼してうるさいことなんの。

それでもイベント好きな私たちは、日本にいたころから、もうかれこれ20年近く毎年ターキーを焼いています。
もちろん、今年も焼きました!今年はいつもと違うのは、ガスオーブンが使えるようになったことです!これはもう嬉しいのなんのって。今までは電熱オーブンレンジだったので、火というか熱の回りにムラがあって、内部まで熱が行き渡るかヒヤヒヤものだったのです。

ガスのコンベクションならそこまでムラにはならないので、今年は俄然張り切ります。今年のターキーはいつもの地中海風をやめ、オーソドックスなバーボンバターグレーズのローストにすることにしました。

このためだけに極上のバーボン!というわけにはいかないので、ターキーだけにWild Turkeyを買ってきました。10ポンドほどの小ぶりなターキーを塩とスパイスとオレンジの皮でマリネ液をたっぷり作り、そこへバーボンを少々加えて24時間冷蔵庫で寝かせます。

ターキー1

1日経ったターキーを開けるとほのかに香るバーボンの良い香りとスパイス。このマリネ液からターキーを取り出し、マリネ液の水気をよく切ってペーパータオルで軽くぬぐっておきます。そして、スタッフィングをするまで室温にしておきます。

その間にオーブンに予熱をしたり、バーボンバターグレーズを用意し、手羽を畳んでお腹にスタッフィングを詰めます。その後グレーズを丁寧に刷り込み、脚をタコ糸で縛ってローストラックに乗せて160℃ほどのやや低温で4時間ほど焼きます。

ターキー2

途中で焼き色の入り加減を見ながら左右を入れ替えてみたり、グレーズを回しかけたりしながらじっくり、ゆっくり焼き上がりのサイン(ポップピン)が出るまでお世話します。この時焼き色が早くつきすぎるようであれば、アルミホイルを部分的にかぶせたりして焼き色が均一に入るように調整します。

そして晴れて4時間後、無事に焼き上がりサインも出て、一応厚みのある部分にも温度計を刺して温度を確認し、そのままオーブンで、あるいは(ほかでオーブンを使う予定があるなら)オーブンから取り出して粗熱が取れるまで寝かせます。
ターキー3

ああ!今年はバーボンバターグレーズにして正解かも!オーブンを開けたとたんに広がるいい香り!ターキー特有のちょっとクセのある匂いが気になりません。しかもいい色が付きました。

粗熱がとれたところで、お皿に盛り付け。縛ってあった糸を切り、グレービーソースを作り、テーブルへ並べます。ウチは夫婦2人なので、余計なものを並べるとほとんど食べられなくなってしまうので、定番のインゲンのキャセロールはなし。マッシュポテトはフレンチスタイルのクリーミーなポテトに仕上げました。

ターキー4

マリネ液に浸して寝かせておいたせいか、とってもジューシーに、そして下味がしっかりついているので、とてもおいしく仕上がりました!来年もバーボンで仕込もうかな!

Happy Thanksgiving!





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ネコノツマコ、アメリカ カリフォルニア州在住。50代夫婦二人暮らし。アメリカ移住の生活の様子を気が向いた時に書いています。

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