Laura Soybeans で良質の大豆を買う
今日は待ちに待った大豆が届いた日。
アメリカ生活も長くなると、いろいろと自作をすることが増えるですが、カリフォルニアに住んでいる限り、和食材に不自由することはあまりないのです。10分も車ででかければ日系スーパーや他のアジア系スーパー、メキシコ系スーパーなどで、いわゆるアメリカンスーパーでは取り扱わないような食材が手に入るからです。
それでも私は納豆を自作しています。というのも、米Amazonでも納豆菌を手ごろな価格で手に入れることができるし、日系スーパーで納豆を買っても買ってもすぐ食べてしまうからです。それなら自分で好きなだけ作ったらいいのではないかと。
アメリカといえば大豆の生産地であるにも関わらず、最近まであまり食べる人はいませんでした。専ら豆乳や、植物油、などの加工品、輸出用に生産しているそうなのですが、近年の健康志向ブームにより、豆腐への転用が増えています。その他にもテンペやヘルシーフーズへのニーズが高まったおかげで、大豆を店舗でみかけることができるようになりました。
大豆が手軽に手に入るのはうれしいことなのですが、納豆作りにはちょっと大きいんですよね。大豆から納豆を作る方ならわかると思うのですが、大豆の粒が大きいと蒸し時間がかなり増え、ようやく柔らかくなると今度はちょっと食感が柔らかくなってしまうのですよね。
納豆用の大豆?
そこで調べたら、日本では納豆用の小粒の大豆が栽培されているそうで、あの粒の大きさが今は納豆の主流のようです。本当にとても小さいです。アメリカで小粒の納豆は手に入らないだろう、と思っていたのですが、ある大豆農場が日本へ有機栽培の遺伝子組み換え無し大豆を輸出しているということを知りました。
そして、そこがなんと小売りもしてくれるというので早速注文!と思ったらまさかのSoldOut!
今年の収穫まで待たなければなりません。
そして待つこと11か月!収穫して出荷準備ができたよ~とのメールを受け取り、早速オーダーしました。思い切って13ポンド!(約6kg)ドーンと届きました。日本で大豆って一袋300gほどなので、どれだけの量を買ったか!とてもきれいな小粒の大豆。せっせと納豆をつくりますよ。
作り方は簡単
色々なサイトで納豆の作り方があるので詳細は省きますが、基本的には、豆を一晩水に漬け、蒸し器で豆が親指で力を入れずに潰れる程度まで柔らかく蒸しあげ、熱いうちに手早く納豆菌を混ぜ(ココ大事)、40℃前後を保てる清潔な環境で24時間ほど発酵させる。その後清潔な個別容器などに入れ替え密封せずに冷蔵庫でさらに24時間低温発酵させて完成!すぐに食べても良いし、冷凍しても大丈夫。
納豆菌はなぜ大豆が熱いうちに加えるかというと、納豆菌は割と熱に強いので、大豆が熱いうちにまぜることによって他の菌の混入、増殖を妨げることができるからです。納豆菌強いんです!その強さゆえに、パンやヨーグルト、みそや漬物など、他の発酵食品を作る方は完全に隔離した場所で行ってくださいね。納豆菌は強い!って覚えておいてね。
話がそれてしまいましたが、アメリカの大豆農家さんなんて、日本ほどていねいではないだろうなぁとあまり期待していなかったのですが、届いてびっくりしたのは、その品質の高さ。虫食いや割れ豆、小石などの混入物は一切なく、とても綺麗な美しい大豆が届きました。1年で6kgひょっとしたら足りないかもしれない。売り切れる前にまた購入しようと思っています。
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