レモンシロップとドライレモン

3/28/2018

食べ物 料理

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庭にレモンの木が4本あり、この冬数えきれないほどの実をつけていました。なかでもマイヤーレモンの木は一際大きく、その木だけで100個以上の収穫があったほどです。
マイヤーレモンはオレンジとの掛け合わせの品種のせいか、皮が少しオレンジっぽくて、酸味と甘みのバランスも良く、人気の品種です。

あまりの大量の収穫に、ご近所さんにおすそ分けしようと声をかけたのですが、皆さんご自分の庭にもレモンの木があるらしい(笑)。日本では栽培が難しいレモンの木。カリフォルニアではほとんど手をかけず、ほぼ放任でもたくさん実をつけます。さすが!カリフォルニア!

レモンの手入れといっても、適宜収穫して、木の負担を減らしてあげるくらい。枝の剪定などもあまりに広がり過ぎたり混み入ってない限り必要ないようです。実を収穫した後はお礼肥えを施してあげると、毎年たわわに実をつけてくれます。

友人にもおすそ分けしたのですが、それでもかなりの量を持て余し、料理に使うにも毎日レモン風味じゃ飽きてしまうので、使い道を検索したらレモンシロップが大量に消費できそうな感じです。

早速雑貨屋へ出向き、大きなガラス瓶を調達し、良く洗ったレモンをひたすら輪切りにしました。これでも100個以上ありますから大変な作業です。ひたすら輪切りにしたレモンを消毒した瓶に敷き詰め、砂糖をふりかけ、再び敷き詰め、砂糖・・・、とレイヤーになる感じに砂糖とレモンを交互に詰め、ふたをせず、ペーパータオルで口を多い2~3日、砂糖が溶けていくのを待ちます。



砂糖が溶けて、水分が上がってきたら、ビニール手袋をして上下をよく混ぜるようにかき混ぜます。毎日1回そんな感じで混ぜながら、砂糖が完全に溶け、水分があがってレモンが覆われたらあまり発酵しない程度に様子を見ます。

気温や室温が上がってきたら、蓋をして冷蔵庫で寝かせます。酵素シロップを作る場合は冷蔵庫へは入れず、シュワシュワと泡が立つくらい蓋をせずペーパータオルなどで空気が通るように覆って毎日かき混ぜると良いそうです。

私は酵素シロップがあまり好きではないので、レモンシロップとしてあまり発酵させずに冷蔵庫で寝かせました。そして3か月後、シロップを濾して瓶詰にしました。とっても甘酸っぱくて、お菓子やレモンソーダなどにぴったりです。

シロップを濾してのこった輪切りのレモン。砂糖漬けのレモンなので、そのまま食べてもおいしいのですが、ひと手間かけて、天板に並べて低温(100℃以下60℃くらい)で時間をかけてじっくり乾燥させてドライレモンにしてみました。



これは甘酸っぱさとレモンのほろ苦さの絶妙なバランスで、自画自賛ですが、とっても美味しくできました。病みつきになるほど!

大家さんが植えたであろうレモンの木。とってもかわいいし、食べても美味しいです。








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ネコノツマコ、アメリカ カリフォルニア州在住。50代夫婦二人暮らし。アメリカ移住の生活の様子を気が向いた時に書いています。

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