季節外れの雨が続いたカリフォルニアですが、5月6月といえばガーデンセンターにガーデナーたちが続々訪れる季節です。今年はなんだか長雨で、本格的な夏を迎える準備期間が長くて助かる反面、苗の生育が遅れたりしています。
全米屈指の農業州といわれるカリフォルニア、気候タイプは地中海性気候。Zone9。夏野菜なんてモリモリ育つそんなカリフォルニアに住んでいると、植木鉢やプランターでも野菜を育ててみたくなります。
ホント、ここは日本のように梅雨がないので、春になったらあっという間に暖かくなり、若い新芽がグングンと育ってくるのです。もたもたしていても大丈夫、夏は長いです。ちょっとくらい出遅れてもあっという間に季節に追いつきます。
アメリカに来て良く食べるようになった野菜の1つにルッコラ(Arugula)があります。ゴマっぽい風味のする葉野菜ですが、これが、そのままサラダでも良し、生ハムとルッコラのピザなんて最高!っていうくらい気に入っています。
自分で好きなようにカスタマイズできるMODピザではこちらのルッコラとマッシュルームのピザをよく作ってもらうくらいルッコラが好き!
日本では小洒落たカフェやイタリアンレストランなどで食べることがあっても、買ってまで食べることはなかったこの葉野菜。美味しいけれど傷みが早い。ならば育ててモリッと食べようかなと思い立ち種蒔きをしました。
植木鉢にバラまきして数日、ぐんぐんと芽が出てきて順調に育ったかのように思えたのですが、カリフォルニアなら何でも育つ!とタカをくくって大失敗。収穫する間もなく花が咲いてしまい、終了してしまったのです。
敗因は一体なんだったのか!と良く調べてみると、どうやらルッコラはまさかの暑さが苦手。涼しいところが大好きっ子だったのでした。春蒔きのルッコラは気温が上がり過ぎるとトウ立ちして花をつけて枯れていくそうです。
なのでおススメは秋蒔き。しかし、春に蒔いてもうまく育てることはできます。
なるべく風通しの良い場所、地温が上がり過ぎない場所で木洩れ日程度の日照を確保し、つぼみが付いたら即切除。そうすれば外側の葉っぱを収穫しながら長い期間楽しむことができます。
とはいえ、大量に入っていたルッコラの種。失敗したからといってあきらめたりはしませんよ~。今度は素焼きの植木鉢にバジルと混植してみました!案の定、地温不足でバジルはまだ全然育っていませんが、ルッコラは最盛期!いや、むしろもう暑くてへばり気味かも。
ダイソーで買った日照70%カットのスクリーン網をかけて涼しさを維持しながら育てています。2~3日置きに2人分くらいのルッコラを収穫することができ、今のところ大成功!
ピリッとゴマ風味の菜っ葉がトマトと合うんですよね~!
カリフォルニアの皆さん、くれぐれも、ルッコラは涼しいところで、ね。
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