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Book Review
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自分が読んだ本の概要を自分の記録用に残しています。
今回の本は”TAKE OFF" Joseph Reid。
2人もの大切な人を失った過去を持つエア・マーシャル Seth Walkerの事件簿のような話。
ニューヨークからロサンゼルスまで16歳の女の子をエスコートする。ただこれだけの簡単な依頼と思えたことが、予想を大きく外れた銃撃戦に巻き込まれ、瀕死になりながらも16歳の少女をとりまく闇と対峙していく話。
Max Magicという16歳の人気歌手とはしらず、JFKからLAXまでエスコートをする任務についた主人公は、到着ロビーから出口へ向かい、迎えのFBI捜査官と合流するはずが、なぜかギャングに銃撃され、被弾しながらもその場を離れ、なんとか自宅まで逃げ延びた主人公と少女、追撃してくるギャング達を予想し、様々な防衛策を設置するもことごとく突破され、ついに瀕死状態に陥る主人公。
行く先々へ正確に追撃してくるギャング達、情報のリークを疑い、信用できる者がいないなか、唯一信頼のおける旧知の退役軍人で弁護士の友人宅へ。
エンタメ業界の闇かとおもいきや、どうやら麻薬カルテルまでも絡んでくるという始末。過去を語りたがらない少女MAX、しかし、テキサスにある家へ帰りたいという。しかし、テキサスで待ち受けていたのはまたもやギャング。しかしギャングにしては統制が取れすぎている、と調べていくとギャングではなく実はマヤ族末裔のゲリラ軍。
ゲリラ軍の追撃をかわしながら、なぜ16歳の少女がこれほど執拗に命を狙われるのかを探る主人公がたどり着いた真実とは!
読み始めはかなり冗長な表現が多く、チャプターを1つ進めるのが苦痛なほどでしたが、中盤から後半、犯人はアイツだろうなぁと大体の予想はつくのですが、動機がまたまたすごい。たんなるChild Abuseでは済まない後出し満載。
結末はなんとかうまく収まった感があって、後味悪く終わらなくてよかったけれど、わりとすんなりと読める難易度の英語でした。暇つぶしには十分な1冊。
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