真似したいアメリカのイベント

8/13/2018

雑談

t f B! P L


ご存知の方も多いと思いますが、アメリカでは毎日がなにかの記念日!
有名なのがNational Pancake DayやNational Chocolate Dayなど食べ物にまつわる記念日が多い。

そんな中でも、8月の第一火曜日にNational Night Out Dayというのがあるのだけれど、これは是非日本でも真似していただきたいイベントだと個人的に思っています。(ひょっとしたらこれに準ずるイベントはあるのかもしれません)

これは、アメリカという社会の性質上、(大都市以外は)基本的に夜に外を出歩くことはできないし、しないものなのですが、この日はみんなで外へでて集まりましょう!みたいなイベントになるようです。

その目的については
National Night Out increases connections between those who serve and their neighborhoods through the programs they provide.とあり、主に地域の結びつきを高めることによって安全な社会を作っていこう!とうものだそうです。

この日は街の広場にパトカーや消防車がでて、地域を守る警察官や消防士さんと子供たちや地域の住民たちがふれあう機会があります。なんでも日本と比べるのは良くないですが、アメリカの警察官や消防士たちは地域から大変敬意を払われていて、慕われています。※一部の地域では人種差別的な扱いから対立していることもあります。
このNight Out Dayのイベントは
  • Drug prevention
  • Town watch
  • Neighborhood watch
  • Other anti=watch
という目的もあり、非営利団体と地域の警察署がともに運営をしているようです。私の住む地域ではスーパーの大きな駐車場の一角をNight outの広場にしており、インスタント救命救急講座など、夕方から人々が集まって、フードトラックと共にイベントを楽しんでいました。

最近は玄関前に置かれた宅配荷物やコーヒーショップにおけるパソコンの引ったくり事件など、様々な犯罪が身近に増え、加えて家賃高騰によるホームレス増加なども地域の放火や窃盗事件の増加の傾向になんらかの影響を与えているようです。

もちろん、音楽やフードワゴン、ちょっとしたイベントなど楽しい催しもあるので、一度National Night Outへ足を運ぶのもいい経験になると思うのです。
※http://www.albanyca.org/Home/Components/Calendar/Event/15526/16から拝借しました。

日本でも、このようなことは夏休みの子供たちのイベントとして各地で開催されているとは思うのですが、地域を守ってくれる警察官や消防士の方々ともう少し距離が縮まり、コンビニへ寄っただの、弁当買ってただので苦情をする方が減っていけばいいのになぁ、と思っています。





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ネコノツマコ、アメリカ カリフォルニア州在住。50代夫婦二人暮らし。アメリカ移住の生活の様子を気が向いた時に書いています。

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