温泉へ行ってきました!
在米日本人に特に人気のSycamore Mineral Springsです。火山帯があるせいか、カリフォルニアやニューメキシコのあたりには、意外にも温泉が点在しているそうです。先日腰を痛めてしまったので、湯治がてら予約を入れてみました。
ここはサンノゼから約2時間半ほどのドライブで行けるという、San Luis ObispoにあるSycamore温泉です。なぜ日本人に人気かというと、客室にプライベートバスタブがあるお部屋があるからです。
アメリカで温泉というと、Spaと同じで大きなジャグジーやプールに水着で入るのが普通です。場所にもよりますが、温泉というより、ミネラルたっぷりの温水プールのような感じで、そこにみんなで浸かってるっていう感じのものが多いそうです。
そんなアメリカの温泉で、客室のバルコニーにプライベートなバスタブがあるとなると、温泉好きさんなら、素のままゆったりバスタブに浸かりたいですよね。日本のようにヒノキの浴槽だの、天然岩の浴槽ではありませんが、他人の目を気にせずゆっくりできるのはうれしいものです。
今回訪れたのは、Sycamore Mineral Spring Resort & Spaというリゾート温泉施設です。日本の温泉宿的情緒はありませんが、リゾートホテルらしく、リラックスすることを目的とした施設構成で、モバイル機器持ち込み禁止エリアにヨガ施設があったり、トレッキング用のトレイルやガーデンレストランといったリラクゼーション施設が充実しています。
よく手入れされたガーデン
敷地内にある中級者むけのトレイル
客室も番号ではなく、リラクゼーションをイメージする単語で構成されており、ヒーリング要素たっぷりです。
私たちが案内されたのは、2階建てのコテージの2階のお部屋。お世辞にも、素敵~~~!と感動するものではありません(笑)。ごくごく普通のモーテルっぽい部屋です。もっと価格が上のランクのお部屋は違うのかもしれません。
お部屋に入ったら、やっぱりお風呂確認です!だってお風呂に入りに来たのですもの!
こんな感じの普通のジャグジー浴槽みたいなものがバルコニーにありました。
まぁ、日本人の求める風情もへったくれもないですよね。
バスタブの壁にはお湯の溜め方が書いてあり、指示通り蛇口をひねると・・・・クサッ!硫黄臭い!ああ!温泉だ~~~~!と感動すること間違いなし。少し熱めのお湯がでるので、好みの暖かさに水と混ぜて入ります。
スマホをドボンしないようにバスタブに浸かりながら撮った写真がこちら。目隠しがあるので、一応プライバシーは保たれているので、安心かな。夜ならあたりは真っ暗になるので、さらに敢えて覗こうという輩がいない限りは気兼ねなく入れそうです。
客室にバスタブのないお部屋もあるので、屋外に貸し切り風呂もあります。こちらは水着着用で利用です。ギフトショップの一角に予約コンシェルジュがいるので、予約をしてから利用です。
ここは硫黄泉なのですが、結構体の芯まで温まります。車で2時間半なら断然リピートありです。客室にはシャワーブースもあるので、ちゃんと体を洗ったり、シャンプーもできます。
ただ残念だったのは、こちらはアメニティ用品が乏しいのでご自分の洗面一式を持参した方がよいです、特に歯磨きセットは置いてなくて、売店で3ドル出して買う羽目になってしまいました。
もう一つ気になったのは、客室にスリッパがなかったこと。これはちょっとね~。ここへ来る際はマイスリッパを持参することをお勧めします。バスローブやタオル類は完備してあり、ヘアドライヤーやコーヒーメーカー、冷蔵庫、WiFiもありました。
食事は、今回初めて訪れたので、お試しということでガーデンレストランで夕食をとりました。こちらのレストランはお値段の割には可もなく不可もなく、という感じでしたので、車でほんの10分程のアヴィラビーチまで出かけて海辺のレストランで食事して戻ってくるのもいいかもしれません。
アヴィラビーチには小洒落たレストランもあります。
私たちは翌朝、もうちょっと足を延ばしてピズモビーチへ向かいました。
晴れたり曇ったりのあいにくの天気。
桟橋そばのアザラシ?アシカ?オットセイ?よくわからないけれど、ちょっと寒そう・・・。
ランチは埠頭付近のカフェで
フィッシュタコス!
ダンナはカキフライサンドイッチ。
正直アメリカの温泉なんて・・・とあまり期待してはいなかったのだけれども、海岸線をぐるりと巡りながらドライブし、温泉に入り、食事をし、充実した週末となりました。これからの季節は湯舟が恋しくなるので、やはりリピートしたいなぁ~、と思いながら温泉旅行終了!
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