美味しいお茶が飲みたい　-緑茶編-

新茶の美味しい季節となりました。以前のブログでは美味しい紅茶が飲みたくて記事を書いた気がするのですが、今回は緑茶です。日本でも毎日もう習慣として飲んでいた日本茶。あの翡翠色とやわらかな甘みと渋みが何とも言えないほっこりした気分にしてくれる日本茶。

アメリカ、もちろんカリフォルニアでは日系スーパーもあるので緑茶を手に入れることはできます。最近では緑茶の知名度が抜群にあがって、日系スーパーでなくても緑茶のペットボトルを買うこともできますし、あのKeurigでさえもK-cupにgreenteaがあるほどです。

でもね、なんか違うんですよ。もちろん、紅茶編でご紹介したHarney&SonsでもGreen Teaの茶葉を購入することができます。（かなり良い値段ですけど）

私は日本にいた頃から、緑茶は宇治か八女のお茶を好んでいて、特に九州のお茶はとても自分に合っていて、毎年、新茶の季節には多少お値段が張っても良く買っていたのです。

もう、袋を開けた瞬間のあの香り。そしてお湯をさして蒸らして湯呑に注いだ時のあの色。もうたまりません。ふっと一口含んだ時に立ち上る新緑の香り。やっぱり日本人は緑茶だよね、と一人で悦に入る至福のひと時なのです。あれだけのクオリティをここではどうしても手に入れることができない。

新型コロナが蔓延する以前は、６月の株主総会に合わせて日本へ出張していた旦那に、必ず新茶を買ってくれるように毎年お願いしていましたが、昨年、今年と出張は中止。新茶を手に入れる機会を完全に失ったかと思われました。

もうすでに、手持ちのストックを飲み尽くし、その辺で買える100g$10~$15程度の抹茶の粉をまぶしてお茶の風味と色をごまかしているような茶葉しか手に入れられず、どんなに落胆していたことか。

そんな折に、どうしても新茶が飲みたくて見つけたのがコチラのサイトだったのです。

アメリカだけでなく国際発送をしてくれる九州のお茶屋さん”Ikkyu.com（一休）”

新茶を検索したら、八女の新茶があるじゃないですか。もう早速オーダーしてしまいます。

日本便だからちょっと時間かかるかな？と思っていましたが、FedEXで（日曜日にオーダーを入れて）日本時間は月曜日だったこともあり、その日のうちに発送完了メールがきて、水曜日にはもう手元に届くという速さ。すごい！ありがとうございます。

丁寧に梱包されて、そしてかわいらしいサンプルパケットが添えられていました。

新茶ですよ、新茶！もう嬉しくて喜びの舞をご披露したいくらい。こちらの商品、面白いことにお茶の銘柄が日本の方の人名になってるのです。あゆみ、あつこ、ちよ、こうじとか。

お茶の単位は50gがミニマムのようです。日本人からすると50gなんてあっという間に飲んでしまうし、ちょっとお値が張るとは思いますが、在米でこのクオリティを頂くのは50gが丁度風味を損なわずに飲みきれる良い量だと思います。

開封したらすぐに飲まない茶葉はすかさず密封容器へ入れ冷凍庫へ。未開封のものも冷凍庫へ。これでしばらくの間は至福の緑茶時間を楽しむことができそうです。

（※すべて個人の感想です）