サンフランシスコ国際空港(SFO)でペットボトルの水が買えなくなります

8/04/2019

San Francisco 雑貨 雑談

t f B! P L


つい先日8月2日のニュースで告知されていたのですが、いよいよ8月20日からサンフランシスコ国際空港でのペットボトルの水の販売が禁止されます。自販機のみならず、空港内のレストラン、売店においても提供禁止となるようです。

ソース:
Plastic bottles sales banned at San Francisco airport (※時間が経過するとリンクが切れてしまうかもしれません)

この件に関しては、すでにサンフランシスコ市内の市内公共施設内でプラスチックボトルの販売が禁止されており、(一般の小売店では可)市内の公共施設において水のボトルを購入することができなくなっているそうなのですが、次のステップとして空港における販売禁止が実施されます。

カリフォルニア、とくにサンフランシスコあたりの意識高い系の人達のロビー活動はすさまじく、発泡スチロール製のテイクアウト用の容器の禁止や、プラスチックのストロー、小売店でのショッピングバッグ、プラスチックバッグの有償化などがすでに実現されています。

日本での、あの鬼のようなゴミの回収ルールに従ってきたツマ子から言わせると、「ちゃんちゃらおかしいぜ、糠に釘、のれんに腕押し かよっ!」的な感想しかないんですよね。だってね、ホント、こっちの人のゴミ出しモラルなんて無茶苦茶原始的なんですよ。
どんなにリサイクルマークつけてもね、みんな見ないし!リサイクルマークついてるものすべてが”リサイクル可能”なわけではなく、メーカー側もリサイクルマークつけておけば環境に配慮してるというイメージ付くだろう的な目論みでパッケージにつけてるとしか思えないです。



本題に戻ると、じゃぁ、サンフランシスコ空港に降り立った旅行者、これから旅立つ旅行者、乗り継ぎの旅行者は水が買えないの?っていうことになりますが、大丈夫です。無料でお水を汲むことができます。

そうですよね、今はテロ対策の安全確保のために、搭乗前の保安検査場で水を含む液体を持ち込むことに制限がかかってますから、乳幼児用以外の飲料水を持ち込めなくなってますものね。じゃぁどうすればいいの?

まず、マイボトルをかならず持参するようにしましょう!持ってなかったら?
大丈夫、空港で安価で販売するそうです。とにかく使い捨て(Single-use)のペットボトルのゴミを減らすことが目的なようです。

日本は本当にマイボトルの製品のラインアップが豊富で、サーモスをはじめ高機能でかわいらしいものが多いですよね。ぜひとも一人1本簡単な軽いもので良いですから旅のお供に連れてきてくださいね!

※ツマ子のマイボトル。行先、用途に合わせて持ち歩いています。

そして、マイボトルを持っているなら、保安検査場前で必ず中身を空にしてセキュリティチェックを受けてください。中身が入っているとマイボトルごと没収されてしまうことがあるかも。

そうして持ち込んだマイボトル、空港の施設内にこんな給水場があるので探してくださいね。ここでマイボトルにお水を汲むことができます。この給水機は一応浄水フィルターでろ過しているものなので、飲料水として提供されます。ちなみにこちらのような給水機、多くのショッピングモールや公共施設などにも設置されていますので、お出かけの際にはマイボトル!を合言葉にしてみてね。



でも、それでもなんかちょっと汲んだ水を飲むのは・・・・、と心配な方むけには、こんなものはいかがですか?

紫外線で殺菌してくれるマイボトル。2年ほど前にクラウドファンディングでスタートした製品なのですが、LARQやQUARTZという名前で販売されているマイボトル。
真空ボトルなのでサーモスのように保冷性も高いです。

こちらは、ミネラルウォーターやフィルター水のように塩素で消毒していないお水を紫外線で殺菌できるマイボトルです。洗ったボトルにお水を汲んで、蓋をしめて上にあるボタンを押すだけ。一分間程ブルーのライトが点滅し、殺菌されます。

給水機やスタバや飲食店でもらえる水道水が気分的に不安でちょっと飲めない方には超おススメです。※カリフォルニア、サンフランシスコやベイエリアは水道水は飲料水として検査済みです。




※ボタンを押すと青白いリングが約1分間点滅し、殺菌開始!付属のUSBケーブルで充電します。

この製品の詳細を知りたい方はこちら!
究極にクリーン!UVランプで水も内部も殺菌してくれるボトル (購入サイトではありません。)

別にそこまで殺菌にこだわらないという方は、これを機にサンフランシスコでお気に入りのマイボトルを購入するのも良いかも。GAFAのキャンパスストアで記念に買ってもいいし、スタンフォード大学やUCバークレー校などで記念に買ってももいいし、スタバのご当地ボトルを買ってもいいし・・・。

まぁこんなことでペットボトルが減るとはちっとも思えませんが、やらないよりまし、そして他の地域に広げていくことが大事なのですよね。

とはいっても、アメリカのこの大量消費社会、重い腰を上げて自国でペットボトルのリサイクル工場をコストをかけててでも増設した方が環境に優しい気がする。アメリカは消費量に対するリサイクル率が低すぎ。リサイクル資源を途上国に押し付けてるなんて。(日本もそうなんだけどね)

多少洗ったりする手間はかかっても、一人1マイボトル!持ち歩きませんか。




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ネコノツマコ、アメリカ カリフォルニア州在住。50代夫婦二人暮らし。アメリカ移住の生活の様子を気が向いた時に書いています。

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