プラスチックを減らそう計画

ブログのタイトルがいきなり意識高い系のタイトルで申し訳ございません。
ツマ子は、古い読者さんならご存知のとおり、決して意識高い系のキラキラ在米マダムではございません。地味に、地道にこっそりとお得情報をおいかけたりする普通のマダムです。

だが、しか～し！意識高い系ではないツマ子でさえ、スーパーのあの薄いビニール袋がクジラやその他の海洋生物、陸上の野生生物の胃袋にぎっちり詰まっていた映像をニュースで見るたびに心を痛めてはいるのです。

そんな折、Amazon Prime x Whole Foods(意識高い系御用達スーパーの先駆け)がタイアップしてグロッサリーバッグなるものをプロモーションしていました。



どんなものかというと、こんな感じ。



アメリカのスーパーは、野菜や果物などのProduce商品や、Bulk-Corner（量り売り）の乾燥農産物、穀物、スイーツなどを備え付けの袋に自分で必要量を入れて計ってレジへGo！というスタイルが多いのですが、その袋がまた、薄くてすぐ破れてしかもゴミとしてよくふわふわとパーキングエリアを漂ってたり。しかも1回限りで（破けやすいので）使い捨てだから、一回の買い物で結構な量のビニールゴミが発生するのですよ。

これをリユースできるようにしましょう！っていう発想で最近出回ってるのがこちらのグロッサリーバッグ。

こんな感じに量り売りのものを自分で入れて、お会計時にレジの人に袋の重さを引いて決済してもらう感じです。



メッシュタイプなので、そうですね～、生地の感じは、あ！日本の洗濯ネットみたいな感じかな。通気性もあるので、野菜も安心、しかもナイロン繊維なのでささいな湿り気ならOK。肉や魚を直接いれることはないだろうけれど、ファーマーズマーケットなどで手に入れるバラ売りの卵など、衛生上使いまわすのは懸念があるものは、じゃぶじゃぶ洗っちゃってください。すぐに乾きます。

で、これがAmazonで普段は$10.98のものが、Primeメンバープロモーションで$6.59で売っていたので、ポチったらなんと！さらにWholeFoodsのプロモーションで$0.00課金でした！（つまり無料で送られてきたわけ）
早速、近所の普通のスーパーで色々入れて、レジで精算してもらったら・・・・、袋の重さを引いてくれない（泣）、ダメか、意識高い系スーパーじゃないとだめか。

ちなみに、袋の重さは、ちゃんと袋にタグになって縫い付けてあるので、わかる人はちゃんと引いてくれるんだけれどね。

トマトとかブロッコリーとかフルーツとか、袋の重さは誤差の内！みたいなものなら良いけれど（本当は良くないけど）、ショウガとか、ニンニクとか、チリペッパーとか比較的軽いものはものすごく損した気分になるから、セルフレジで、アイテムコードを入れる際に袋から出して、スケールに乗せて計算して、会計が済んでからまた袋に戻すと袋の重さは上乗せされないからおススメ。

ベイエリアにあるSproutsというスーパーも、やや意識を高くしてるのか、最近量り売りの売り場に独自のバッグが売られるようになってました。もちろん店員さんは袋の重さを引いてくれます。



いま、ようやくカリフォルニアでは、スーパーのレジ袋を買う人が減って、マイバッグ持参率が上がってきてるので、こちらの計り用袋もコンポスト可の自然に還るものや、マイ袋持参が定着してくると良いな～と思っています。

発泡スチロールの容器、レジ袋、プラスチックストロー、ペットボトルなど様々なものを禁止し始めてるカリフォルニアですが、全米規模の、あるいは世界規模のあのゴミの量をみるとですね・・・・、効果があるとは思えないんですよね。
でも、なにもしなければなにも変わらないわけでして、すぐに大きな変化はなくとも、自己満足と言われようとも、少なくとも動物たちのお腹にたまったビニールはツマ子の家から出たものではないと言えるといいんだけど。