【イエローストーン7泊8日】ツマ子の夏休み―絶景に会いに(1)(全5回)

7/27/2026

アメリカ 旅行


イエローストーン国立公園の広大な敷地にたたずむバイソンとブログタイトル



「アメリカにいるなら、足腰が元気に動くうちに絶対行っておかねば!」

そんな思いで1年前から入念に計画を温めてきた、ツマ子と旦那の「大人の夏休み」。行き先は、一度は行っておきたいイエローストーン国立公園です!

7泊8日の大冒険。雄大な大自然に感動……したのはもちろんなのですが、実際に現地へ飛び込んでみると、「スマホの電波が一切つながらないデトックス生活」「深夜・早朝の容赦ない自然の洗礼」「クマ対策のリアルな夫婦の攻防」など、想像以上にドラマチックな体験の連続でした(笑)。

今回から全5回の連載で、大自然満喫!イエローストーンの旅の模様をたっぷりお届けしていきます。

第1弾の今回は、サンノゼ出発から無事に現地へ辿り着くまでの道中記と、到着早々味わった「現地ならではのリアル」についてを書き留めていきます。

🗺️ 7泊8日の旅ルート&スケジュール概要

今回は移動のしやすさと体力を考慮して、レンタカー移動&全日程パーク内の宿泊施設(ホテル・キャビン)に滞在しました。(キャンプはせず、しっかりベッドで寝る体力温存スタイルです(笑)。

  • 1日目(移動日):サンノゼ → デンバー → ジャクソンホール → イエローストーン(オールド・フェイスフル着)
  • 2〜3日目:オールド・フェイスフル滞在(ガイザー巡り)
  • 4〜5日目:キャニオンへ移動・滞在(ダイナミックな峡谷と周辺散策)
  • 6〜7日目:キャニオンからマンモス経由でレイクへ移動・滞在(イエローストーン・レイク周辺散策)
  • 8日目(帰路):グランドティトン国立公園 → ジャクソンホール → デンバー → サンノゼ
イエローストーンを南から北、そして東へとぐるっと巡る、大人にちょうどいい大満足の7泊8日ルートです!

✈️ デンバー経由でジャクソンホールへ!大人の移動テクニック

今回は、メインで利用しているユナイテッド航空(スターアライアンス)を使い、以下のルートで向かいました。

【移動ルート】
サンノゼ ➔ デンバー ➔ ジャクソンホール
※フロリダの「ジャクソンビル」とお間違いなく!(笑)

「なぜ直行便じゃないの?」と思われるかもしれませんが、理由はシンプル。まず、サンノゼ空港からの直行便はなかった。(夏休みのSFO発着は避けたかった!)そして、乗り継ぎルートの中でこのルートが一番お得だったから!

それに、アメリカの国内線はそこまで快適というわけではありません。直行便がないときは、訪れたことのない空港を経由してみたり、途中で一度降りて足を伸ばしたり、軽食をつまんだりするほうが、50歳を過ぎた身体には圧倒的に負担が少ないのです。

朝8時台の便でサンノゼを立ち、デンバーで軽くお腹を満たしてからジャクソンホール行きの機内へ。

💡 ちょっと驚きの発見
サンノゼ空港でボトルに汲んできた水をデンバー空港で入れ替えてみたのですが……なんと水の味が全然違う!断然デンバー(コロラド)の水の方がまろやかで美味しいのです。乗り継ぎで時間があったら、ぜひ飲み比べてみてください(笑)。

そして、ジャクソンホール空港に到着した瞬間……思いがけない美しさに息を飲んでしまいました。

タラップを降りると、今乗ってきたユナイテッドの機体と、その背後にそびえ立つうっすら雪を残した雄大な山脈が、完璧な構図で目に入ってきたのです。



普段、飛行機を見て「美しい」なんて思ったことは一度もありませんでした。けれど、洗練された人工物のフォルムと荒々しく壮大な大自然が重なり合うその光景は、まるで航空会社のPRポスターのように研ぎ澄まされていて、あまりにも幻想的でした。

普段サンノゼのカラカラに乾いた茶色い景色ばかり見ているのも相まって、私たちはただその場に立ち尽くし、言葉を失ったまま見入ってしまいました。

🚘 レンタカーを調達&大事な「水」を確保

空港でレンタカーを借り、いざイエローストーンへ……と行きたいところですが、まずはジャクソンホール市内のグロッサリーストア(スーパー)へ寄り道。

目的は、私のCPAP(睡眠時無呼吸症候群の治療機器)用の蒸留水(Distilled Water)の調達です!現地で慌てないよう、街があるうちにしっかり確保しておきます。

ジャクソンホール市内にはターゲットやホールフーズもありますが、今回は日ごろ買い物をしているSafeway系列のAlbertson’sで(メンバーカードが使えます)買い物をしました。蒸留水だけでなく、ハイキング中のちょっとした潤いと糖分補給になるブドウも買いました。そしてせっかくなので、ワイオミングがモチーフのご当地ショッピングバッグも購入!




もし公園内のレストランや、売店で食事をする予定がないなら、ここで食べ物を調達しておくのがおすすめです。園内の要所要所にGeneral Storeがあり、食料品などを買うことはできますが、本当に簡易的なものがメインになります。

買い物が済んだら、いよいよひたすら一本道を北上!

地平線がどこまでも伸びる静かな牧草地を駆け抜けていたかと思うと、次の瞬間、視界が一気にひらけ、緑豊かな森林と静かな湖、そしてその背景にアルプスを思わせる神々しい山々が姿を現しました。

単調な平地から一変する景色のダイナミズムと圧倒的なスケール感。カリフォルニアとは一味も二味も違う、胸が躍るドライブのスタートです。

途中でグランドティトン国立公園を通り過ぎるころには、すっかり夕方に。

午後6時過ぎに到着したイエローストーンのサウスゲート手前で、ソロ活動中の(笑)まさかの初バイソンのお出迎えを受けました。運転手だった旦那は、でっかい岩山だと思って完全に見逃してましたが(笑)。

窓口で旦那の運転免許証を見せたら、シニア用の割引Annual Pass(年間パス)をすすめられ、購入したのですが、なんとちょうどアメリカ建国250周年記念デザインのパスでした!これは最高の記念になります。

⚠️ 日本や国外からの旅行者・ゲストをお迎えする方へのメモ
(常に最新情報をご確認ください)
2026年から国立公園の入園料ルールが変わり、米国居住者と国外からの観光客で料金が異なります。イエローストーンやグランドティトンなど人気の11公園では、国外からの旅行者は通常料金に加えて「100ドルの追加料金」または「250ドルの非居住者用年間パス」が必要になります。日本から家族や友人を呼び寄せる際や、ツアーを計画する際はご注意ください!


💡 【旅の教訓】出発前に絶対にやっておくべき3つのこと!

最後に、これからイエローストーンに行く方へ実用的なアドバイスを!

  • NPS(国立公園)アプリのデータをオフライン保存しておく
    イエローストーン園内は、主要施設を離れると、Wi-Fiも携帯キャリアの電波もほぼ全滅します。アプリをダウンロードしたら、必ず事前に「イエローストーンのオフラインデータ」を保存しておいてください。

    紙の地図はゲートかビジターセンターでもらっておこう!
    アナログな紙の地図が一番頼りになります。入園時のゲートやインフォメーションセンターで必ず受け取りましょう。

  • ホテルの予約票やレシートは「紙」に印刷してジップロックへ
    ホテルのWiFiは当てにできないほど弱いことがある。運が悪いと「スマホ画面で予約メールを見せる」ができません。ホテルの予約票や支払い済みレシートはスクリーンショットを保存しておくか、すべて紙で印刷し、濡れないようビニール袋に入れて持参するのが鉄則です。

  • 園内は基本、現金は使えない。
    ※ランドリーだけはコインランドリーで現金が必要)スキミング対策として、コンタクトレス決済のできるカードや、スマホで決済できるようにしておく。

🏨 到着してから知った!イエローストーンの「お部屋事情」




国立公園内ということもあり、お部屋の設備はとってもシンプル!すべてのホテルに共通ではありませんが、現地に行って「なるほど!」と思ったリアルな事情をご紹介します。

📵 設備&デジタルデトックス事情
  • テレビもWi-Fiもない!
    お部屋にはテレビがありません。Wi-Fiもつながらない(または激弱)ので、期せずして最高の「メディア&デジタルデトックス」が叶います(笑)。
  • 家電・設備のリアル
  • あるもの:小さな冷蔵庫、電気ケトル、ドライヤー、アイロン、扇風機
  • ないもの:テレビ、エアコン(冷房)
  • 微妙なもの:電子レンジ(お部屋にはなく、フロントのある本館ロビーまで行かないと使えないことも)、自動販売機(売り切れでも補充されないことが多いので当てにしないのが吉!)

🦟 クスッと笑える(?)滞在中のプチリアル

  • 夕方の「蚊」にご用心
    夕方になると網戸のすき間から蚊のような小さな虫が入ってくることがあるので、虫除け対策は地味に大事です。
  • 朝の目覚ましは……
    「鳥のさえずりで優雅に起床〜✨」……なんてロマンチックなものではなく、ただただ鳥がうるさい(笑)! 容赦ない大合唱でバッチリ目が覚めます。

🐻クマ撃退スプレーは必要か?

答えは、絶対にYES!

実は現地へ行くまでは「ハイシーズンの夏休みだし、人も多いから要らないかな?」と思っていました。誰かしら周りにいるだろうし、クマだって人の近くには寄ってこないだろう……と高を括っていたのです。

でも、実際は全く違いました。

普通に二人っきりになる!
ガイザー(間欠泉)の周りこそ賑わっていますが、一歩トレイルに入ると広大な園内では普通に人がばらけます。「周りに誰もいない……」という状況は簡単に作られます。

クマは普通にいる!
特にキャンプ場に近いエリアでの目撃情報が多く、グリズリーが出没するとすぐにレンジャー間で情報共有されます。ブラックベアも普通に徘徊しているので、決してあなどれません。

クマ撃退スプレーは購入すると50ドル前後と少々お高め(レンタルならもう少し手頃で、使わなければ返却できます)。ただ、「ケガをしないための保険」と思って迷わず装備しておくのが一番安全です。

ちなみに、スプレーを持っておくべきなのは「グループの中で一番冷静で、一番声が大きい人」!

いきなり噴射するのではなく、まずは大きな声や音で「こっちに来るな!」と威嚇するのが先決です。それでも距離を詰められたときの「最終手段」として使います。

「使わずに済むのが一番」という気持ちで、頼れるお守りとして必ず1本備えておきましょう!


明日からいよいよ冒険へ



初日は移動で体力を使ったので、そのままオールド・フェイスフルのホテルにチェックイン。翌日からの本格的な冒険に備えて軽く荷ほどきをし、遅い夕焼けを眺め、レストランで美味しい夕食を食べて早めに休むことにしました。

次回は、地球の息吹を全身で感じた【2〜3日目:オールド・フェイスフル&ガイザー(間欠泉)巡り編】をお届けします!ぽこぽこ沸き立つ地球と、さっそく遭遇した大迫力の野生動物たちをお楽しみに!

💡 あわせて読みたい
今回の旅でも大活躍した、体力を無理なく温存するための準備や(ツマ子は)「背負わない」(笑)装備については、こちらの記事で詳しく書いています。




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