Covid-19 ワクチン接種（1回目）の副反応に苦しんだ日

先日Covid-19のワクチン接種へ行ってきました。カリフォルニア州は 、ワクチンの供給が改善し、接種対象の制限が撤廃され、16歳以上の誰でもワクチン接種を受けることができるようになりました。私も早速予約を入れ、ドキドキしながらも1回目のワクチン接種に行ってきました。

ワクチン接種の為の予約はすべてスマホから簡単に行うことができ、予約が確定するとQRコードが添付されたメールが届きます。当日は身分証明書と健康保険証（なくても大丈夫ですが）を持っていきます。※ワクチン接種は被接種者が費用を負担することはありません。ワクチン接種は健康保険の対象であるので、保険会社が費用を負担します。健康保険を持たない人は国費（税金）で賄われます。

会場につくと予約の確認がQRコードで読みとられ、会場には本日はPfizerとの表示がありました。この会場では16歳以上の接種も受け付けているのでPfizerとModernaが在庫状況によって選べるようです。進んでいくと、用紙が渡され必要事項をいろいろ記入します。並んでいる間に記入が終わるかな？と思ったのですが、列が少なく、サクサク進んでしまうのでちょっと記入が間に合わない（笑）。

会場内では、係の方が私の情報を入力してくれ、指示に従って接種場所へ移動します。このへんはすべて係の人が丁寧に誘導してくれるので、何の混乱もなく安心して進むことができました。ワクチン接種の場所へ行くと、看護師の方が、これから打つワクチンについての説明をしてくれました。そして、副反応に関しても丁寧にわかりやすく、反応が出た時の対処法も説明してくれました。そして911（救急車）を呼ぶようなケースについても詳しく説明してくれたので、万が一、自分がどんな状況になったら911へ連絡すべきなのかを理解することができました。

そしていよいよ接種です。（個人的な感想なのですが）アメリカで受けたどの注射も日本より痛くない気がします。アメリカのワクチン接種のニュース映像などを見ると、結構垂直に勢いよく”ブスッ”と注射されてるのだけれど、全く痛くなかったです。斜めにじわじわ打たれる方が痛いのかしら？とも思ってしまいます。とにかくみなさん注射が上手いんです。

あっという間にワクチン接種を終え、看護師さんがワクチンのロット番号などを接種カードに記入してくれて、その後15分待機エリアの椅子で待つように言われます。

あっさりと痛みもなく注射が終わり待機エリアへ向かうと、ボランティアの方々の誘導で、2回目の予約を登録します。ファイザーは21日後以降42日以内、モデルナは28日後以降42日以内に2回目の接種を受けるのがワクチンの効果が高いとされています。きっちり21日目、28日目に2回目が接種できなくても、できるだけ早く2回目を受ければ大丈夫なようです。

これからワクチン接種を受ける方を、できるだけ怖がらせないように慎重に書きたいと思います。結論からいうと、私はバッチリ副反応が1回目で出ました。しかし、副反応のすべては3日目には全くなくなり、通常の体調に戻りました。

気になる私に出た副反応ですが、接種後1時間程で猛烈な眠気が襲ってきました。午前中の接種だったのでお昼ご飯を食べたせいなのかとも思いましたが、なんというか、もうまぶたを開けていることができないほどの猛烈な眠気がありました。そこで、無理をせずにベッドに横になったのですが、腕が痛い！寝返りができないくらい痛い。インフルエンザ（これも接種後腕が少し痛いのですが）の予防注射なんて目じゃないくらい痛いです。まぁでもこれは寝返りを打ったり、触ったりしなければまだ我慢できる痛さです。

眠気に勝てず３時間程寝ていたのでしょうか、トイレに行こうとベッドから出ると、やってきたのは寒気。この日はお天気に恵まれ少し動いただけで汗ばむ位の陽気であったにも関わらず、ベッドから出ると寒い！トイレを特急で済ませて布団にくるまってガタガタ寒気で震えていました。この時点でワクチン接種から４時間程経過しています。ここでタイレノールを飲みました。

その後ぐーすかと眠り、夜の7時頃に起きて夕食を摂ったのですが・・・、その後、猛烈な吐き気がやってきました。夕飯になにか悪いものでも食べたのかと、ノロウィルスにやられたときのような吐き気が半端なかったです。悪いものを食べたわけではないので吐き気止めを飲み再びベッドへ。眠いのに吐き気で眠れないで悶々としていると、深夜に今度はさらに頭痛まで始まりました。気持ち悪いわ、頭はガンガン痛いわ・・・、これコロナに罹ったんじゃない？って思うほどの体調の悪化。

タイレノールと吐き気止めのWの効果を期待して飲んでも全く収まらず、翌日になっても治まらず、結局2日目は一日中ベッドからでられない状況になってしまいました。う～ん、これはしんどい、しんどすぎて私はワクチンはだめだったのか？とか思い始めていたのですが、2日目の夜半頃から大分楽になって、翌朝の3日目はもう気分爽快、いままでのあの苦しみはなんだったの？という位の回復ぶり。もう腕も全く痛みもなく、体が軽かったです。

ワクチンに関して言えば、まぁ吐き気に弱いタイプの私でもなんとか耐えられたので、2日目を乗り越えれば大丈夫かな。実際にコロナに罹ってしまうとこの程度では済まされない苦しみになると考えると、ワクチンで守られるために耐える価値があったと感じています。

まだ1回目の接種ですが、聞くところによると2回目の方が副反応が強くでる方が多いらしいです。1回目でこれだけの副反応を経験しましたが、3日目には狐につままれたかと思う位何もなくなっていたので、また副反応が起きても、抗体生成のステップ、そして長くは続かないとわかったので安心して受けようと思います。次回は副反応に備えて、カットフルーツやゼリー、お粥などと頭痛薬、吐き気止め、ゲータレードを用意しておきたいと思いました。そして、腕の痛みに関しては、接種後速やかに腕をよく揉むと痛みが軽く済んだという方もいたので、試してみたいと思います。2回目のレポートは5月になります。