いよいよツマ子が体を張って挑んだCGM(持続型血糖値モニター)体験ブログも最終回を迎えました!軽い気持ちで始めた2つのCGM装着体験、心の迷宮をさまよう前回までのお話は以下から参照できます。
第一弾
第二弾
第三弾
第四弾
今回は、私が2つのデバイス(SteloとLingo)を使い倒して分かった結論、そしてPre-diabetes(糖尿病予備軍)の旦那に起こった変化。
この実験で得たことから、旦那は劇的にスパイクの回数が減りました。また思わぬ恩恵として旦那の体重が8ヶ月で10ポンド(約4.5kg)減ったのでした。
心の揺れを経験しながら得た、超実践的なルーティンをすべて暴露します!
💡 本題に入る前に
ここに書いているのは、ツマ子と旦那が実際に試して得た気づきの記録です。
本当は、ここには書ききれない細かな調整も山ほどありました。
血糖値の反応には個人差があるので、どうか“ひとつの体験談”として読んでくださいね。
1. 2大CGMを徹底比較!私にフィットしたのはどっち?
LingoとSteloの本当の相性
色々と試してみたくてLingoも使ってみたのですが、結論から言うと……Lingo、私には(うざすぎました)向かなかった!(爆)
1分毎の表示と入力やアドバイスが細かすぎて、だんだんストレスに。
Stelo で心が折れかけた分、Lingoにかけた期待が大きすぎたせいで、心をへし折られた感じです。
結果として、自分のペースでデータを確認できる「Stelo」のシンプルさが、私には相性が良いと分かりました。やっぱり使ってみないと分からないものですね。
※超重要:敏感肌のあなたに!パッチを貼る前のワンポイントアドバイス!
これからCGMを試す方に、私の失敗から得た教訓をシェアします。
両方のデバイス共2週間ほど肌に装着させるために、非常に強い粘着剤を使っています。各社肌荒れに配慮したものを使用していますが、それでも荒れてしまう人はいます。また生活習慣によって脱落しやすい方もいます、そのためにデバイスとあなたを守るオーバーパッチが販売されていますが、
- いきなりデバイスにパッチを貼るのは絶対NG!
- まずは自分の腕にパッチだけを2〜3日貼ってテストして!
肌質には個人差があります。ツマ子に良くても、あなたにかぶれや痒みが出ないとは限りません。
いきなり貼って肌に合わなかった場合、剥がすときに高価なデバイスまで一緒に巻き添えで剥がすことになり、丸ごと無駄になってしまいます(涙)。まずは肌のパッチテストから始めましょう!
2. 🧪 テクノロジーの活用:50代を過ぎたら「ただ糖質を減らす」はNG!
糖質をコントロールすることは、自分の食事を根本から見進めることです。しかしここで大前提。50代を過ぎたら、ただ闇雲に糖質を減らすだけのダイエットは絶対にNGです!
なぜなら、糖質は生命維持に不可欠だからです、糖質を極端に減らしすぎると、私たちが健康に生きるために必要な内臓の本来の能力と他の大切な栄養素(ビタミン、ミネラル、食物繊維など)まで一緒に減ってしまうから。
内臓が健全に働いてこその健康です。
だからこそ、テクノロジーの力=「食事管理アプリ(課金勢推奨!)」を味方にしましょう!意識すべきは「Macro Nutrition(マクロ栄養素)」と「PFCバランス(プロテイン・ファット・カーボ)」。
今のアプリは本当に優秀です。バーコードを読み取ったり、写真をピッと撮るだけで、画像から一瞬でPFCバランスを算出してくれます。賢いアプリを使ってスマートに管理するのが、50代からの大人の選択です!
地味に大きい盲点!「みりん」をやめてみる
「普段スイーツやご飯をそんなに食べないのに、なぜか血糖値が高い……」そんな時、みりんを使ったお惣菜を食べていませんか?和食の旨味に欠かせないみりんですが、実は糖質がたっぷり。
うちではみりんを使うのをスパッとやめました!
代わりに「日本酒+アルロース」や「日本酒+ラカント」を使って代用しています。これだけで血糖値のベースが地味に大きく変わります!
3. 「食後に歩けない」旦那の血糖値を安定させた1日のルーティン
「食後5分でもいいから歩いて!」と言っても、絶対に動かないのがうちの旦那(笑)。だからこそ、運動なしでも血糖値スパイクを防げるよう、食事の鉄壁サポートを試行錯誤しました。その結果、見つけた神ルーティンがこちら!
🌅 朝:シリアルはやめない!でも順番を変える
旦那の朝のルーティン、朝食のシリアル。やめる必要はありません!
シリアルを口に入れる前に、チーズ、海藻サラダ(ブロッコリーやいんげん)、ヨーグルト、目玉焼き&脂質(ベーコン、ハム、ソーセージ)のどれかを食べるだけ。
たんぱく質、脂質、食物繊維。これらを糖質より先に食べるだけでスパイクが劇的に緩やかになります。
さらに通勤前の食後のコーヒーを「緑茶」に変えるのもポイントです。
そして、朝食がなかなか食べられないツマ子には、朝の3分弱の昔ながらの「ラジオ体操」で内臓を起こす、これだけをやってみたのです。
🍱 昼:お弁当の前の工夫と魔法の粉
旦那にはできるだけお弁当を用意しました。
お弁当を食べる前に、まずはサラダ。そして、主食のご飯は「もち麦ご飯」に「粉寒天」を添加して炊いています。水溶性食物繊維のダブルパワーで、糖の吸収をこれでもかと緩やかにします。(もち麦がなければpearled barleyでも十分)
アメリカで粉寒天なんて買えない、という場合はだし昆布を一緒に炊いてみて。昆布の水溶性食物繊維と旨味が加わっておいしいですよ。
🍎 夕方&夜:小腹を満たして夜を軽く
また、旦那に毎日持たせてるのは小ぶりのリンゴ。
夕方にリンゴをかじり、夜はスープと全粒粉クラッカーで軽めに済ませます。これらを徹底しただけで、旦那の血糖値スパイクはみるみる減っていきました!
4. 🚨 原因不明のスパイクへの救いの手:心当たりがないなら「あれ」を疑え!
「これだけ完璧に対策しているのに、なぜか血糖値が上がってる!?」そんな原因不明のスパイクに直面しても、どうかパニックにならないでください。
変なものは食べていない、運動もした、それなのに数値が高い……。そんな時は「水分不足」を疑ってみてください。
体が脱水気味になると、血液の濃度がギュッと濃くなり、その結果として血糖値が高く出てしまうんです。「あ、今日あまりお水を飲んでないかも」と思ったら、水分をたっぷりとるだけで、スッと数値が落ち着くことがよくあります。
アメリカ在住の方なら、水分補給がてらシュガーフリーのメタムシル(Metamucil)を倍に薄めて飲むのも、食物繊維が摂れて一石二鳥でおすすめですよ!
5. 賢く選ぶ!スイーツも我慢しない「置き換え」の方程式
我慢ばかりの禁欲的な食生活は続きません。
ピザやポテト、チョコレートだって量と頻度を考えれば食べてOK!旦那が大好きなハンバーガー&ルートビアも、たま〜のお楽しみなら私は何も言いません。
さらに、CGMをつけていて「これならスパイクしない!」という大発見もありました。
❌ パンケーキ ➡️ ⭕️ フレンチトースト
❌ ドーナツ ➡️ ⭕️ ビスコッティ
なぜだと思いますか?どちらも「卵」がしっかり効いているから。さらにビスコッティはアーモンドが入っているため、ナッツの脂質がプラスされます。砂糖の塊であるドーナツを食べるより、糖質の吸収がずっと穏やかになるんです。
なにをどう食べると自分には合うのか、試行錯誤しながら発見していったのです。
🍮 最強の低血糖スイーツ「手作りプリン」
ラカントで作ったミルクと卵のプリンは、なんと全くスパイクしませんでした!卵のタンパク質、ミルクの脂質、大人気のラカント(エリスリトール)の組み合わせはまさに最強。
ここで気になるのが「カラメルソース」ですよね。カラメルって、やっぱり砂糖じゃないとあの独特の風味やコクが作れないんです。
だから、変に代替品を探して妥協するより、「潔く砂糖でおいしく作ること」をおすすめします!自分の好みのほろ苦さに仕上げたカラメルがあるだけで、プリンが格段においしく楽しめますよ。
「え、でも砂糖のソースをかけたらスパイクしちゃうんじゃ……?」と思いますよね。これもツマ子が体を張って実験しました!結果、なんと液体の状態で【大さじ1杯未満】ならスパイクしませんでした!(びっくり!)
ベースのプリンが超優秀な低糖質なので、ソースの量を少しだけコントロールすれば、本物のカラメルの美味しさを罪悪感ゼロで満喫できちゃいます!
これがCGMを使った体を張ったツマ子の実験の成果なのです。
どの程度の糖質なら血糖値がスパイクしないかなんて個人差がありすぎてコレ!とは言いきれません。インスリン抵抗性や肝機能、腸内環境....いろんな要素が絡み合っています。
だからこそCGMでモニターし、(心を病みながらも)これはスパイクする、しないを観察
だからこそCGMでモニターし、(心を病みながらも)これはスパイクする、しないを観察
し続けて得たツマ子と旦那の基準値なのです。
6. 🌙 夜の新習慣:小さじ半分の「はちみつ湯」で肝臓をホワイト企業に
ここで「糖質」についてもうひとつ、目からウロコの新習慣を。みなさん、果糖の摂りすぎは禁物ですが、実は「寝る前に小さじ半分のはちみつをお湯に溶かして飲む」のが超おすすめなんです。
「えっ、寝る前に糖分を摂ったら血糖値が上がっちゃうじゃん!」と思いますよね。でも、はちみつの主成分であるブドウ糖と果糖は、これ以上分解する必要のない「単糖類」。だからこそ、消化のプロセスが少なくて済み、肝臓が余計な仕事をせずに済むというメリットがあるんです。
この「小さじ半分」(糖質10g以下)という絶妙な量の良質な糖分が、肝臓の負担を減らし、寝ている間の脳のエネルギーを確保して、一晩中血糖値を安定させてくれます。
Stelo の回でお話した「夕食におにぎり100g」がどうしても食べられない時は、このはちみつ湯で補っています。
Stelo の回でお話した「夕食におにぎり100g」がどうしても食べられない時は、このはちみつ湯で補っています。
夜通し働き詰めでブラック企業化していたあなたの肝臓と脳が、一気にリラックスしてホワイト企業に生まれ変わりますよ!
まとめ:夫婦で並走した8ヶ月の結末
気がつけば、旦那がCGMをつけてから8ヶ月。ツマ子が一緒に並走するように使い始めてから2ヶ月が経ちました。
Pre-diabetesの旦那の体重は、気がつけば10ポンド(約4.5kg)も減り、ついに健康体重に近づいてきました! 血糖値のスパイク回数も見違えるほど改善しています。
体験したからこそ分かった、数字の裏にある「心」のこと
さて、SteloとLingoの2大CGMを実験的に体験したツマ子ですが、実は……今でもSteloをサブスクして、継続して使用しています!
自分で決めた実験期間が終わっても続けている理由。
それは、2つのデバイスを自分で実際につけてみたことで、想像以上に多くの「気づき」があったからです。
実はCGMを始める前、私はどこか気軽に考えていました。「なんで旦那は血糖値のスパイクをうまくコントロールできないんだろう? 気をつければいいだけなのに、不思議で仕方ないな」なんて、ちょっと冷めた目で見ていた部分もあったんです。
でも、いざ自分の腕にデバイスを貼ってみて、その考えは180度覆されました。
画面を見れば、容赦なくリアルタイムに動き続ける数値。ちょっと食べただけで跳ね上がるグラフを見て、「あ、また上がった……」「何を食べたらいいんだろう……」と、みるみる心が病んでいくプロセスを私自身もリアルに経験したのです。
その時、ハッと気づきました。
「あぁ、旦那もずっとこの恐怖やプレッシャーと戦っていたんだ」と。
振り返れば、旦那も数値をしょっちゅう気にしては、その都度私に「これ上がっちゃったんだけど、どう思う?」「何を食べたらいいかな?」と不安そうに相談してきていました。あの時の旦那の張り詰めた気持ちが、自分が同じ立場になって初めて、痛いほど理解できたのです。
苦しんだからこそ見えた、ストレスフリーのマネジメント
でも、自分で装着して、一緒に苦しんだからこそ「じゃあ、どうすればストレスなくマネージできるのか」を、本気で試行錯誤することができました。
食事の順番を変えたり、アプリを導入したり、カラメルソースの量を調整したり、寝る前のはちみつ湯を試したり。実験感覚で楽しみながら対策を続けた結果……
なんと、並走していたツマ子自身も、意図せずにこの2ヶ月で4ポンド(約1.8kg)体重が減っていたのです。
旦那が8ヶ月で10ポンド、私が2ヶ月で4ポンド。夫婦合わせて約6.3kgの減量です!無理な我慢を一切せず、仕組みを変えただけでエネルギー利用効率が変わるこの結果は本当に嬉しい驚きでした。
最後に:家族の健康を預かる身として
これからCGMを始めるノンダイアベティック(糖尿病ではない)の読者のみなさんへ。
CGMは「食べるのを我慢するための道具」でも、「数字に一喜一憂して自分を追い詰めるための道具」でもありません。「自分の体のクセを知り、どうやったら美味しく、楽しく、健やかに食べられるか」を、体と心で学ぶための最高のパートナーです。
家族の健康を預かる身として、私はこれからもCGMを継続して愛用していきます。そして、ガチガチに数字に縛られるのではなく、CGMを「賢く利用」しながら、ツマ子流の血糖値を安定させるコツをどんどん掴んでいきたいと思っています。
もしパートナーや家族と一緒に取り組むなら、ぜひお互いの数値をシェアして、あーだこーだと言い合いながら楽しんでみてください。一人で抱え込むより、ずっと心が軽くなりますよ!
ゲーム感覚で、でも自分の体と心に優しく。みなさんも素敵な血糖値コントロールライフを送ってみてくださいね!
ここで、今回の壮大な(笑)ツマ子の人体実験談は締めくくります。これからまたCGMを使った新たな発見があったらお知らせしたいと思います。

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