前回の記事(HOAメンバーより恐ろしい、近所のおばちゃん)をお読みいただいた皆さま、覚えていらっしゃいますでしょうか。
あのおばちゃんとのエンカウント以来、ツマ子の平和だった日常はガラリと姿を変えてしまいました……。
あれだけ好きだった日課の散歩も、今や完全に「警戒サバイバルミッション」です。
ツマ子流・対おばちゃん防衛体制
ゲート開口チェック:外に出る時は、ゲートをほんの少しだけ開けてキョロキョロ。周囲に人影がないことを確認せずには一歩も出られません。
素早いポスト回収:郵便トラックが去った瞬間、隙を見せずにダッシュで回収。
完全防衛スタイル:車に乗る時は常にサングラス。散歩のときは帽子+サングラスを深めにかぶり、おばちゃんの家を大幅に回避する遠回りルートを徹底配置。
ここまで厳重に警戒するのには、ちゃんとした理由があります。
実は、敵の根城(おばちゃんの家)がウチの斜め前という絶望的なロケーションなのです。
道路が緩やかにカーブしているため、お互いの門扉を直接目視することはできません。
しかし、だからこそタチが悪い!
姿は見えないのに、カーブの向こうから足音や草刈り機のエンジン音だけが漂ってくるこの緊張感……。
ドラクエのような平和な世界観では決してありません。ウチで繰り広げられているのは、日本の名作ホラーゲーム『SIREN』あるいはFORTNITEです。
死角から忍び寄る気配に神経を研ぎ澄ませ、視界(スナイパーの射程圏内)に一歩でも入った瞬間、即キル(※スキップ不可の長尺トークで撃沈)が確定します。
しかも、ここで重大な事実に気づいてしまったのです。
あのおばちゃん、特定の場所に留まる「固定拠点型」ではありません。 エリア内を縦横無尽に歩き回る神出鬼没の徘徊型NPCなのです。
家を避けたところで、おばちゃん自身が移動してくるのでルート変更くらいでは防げません。 これはもう、フィールド全域にランダムスポーンする敵。
一度でも逃げ遅れたら、スキップ不可の長尺『会話イベント』が確定で発生します。
「ここ、私の家だよね……?」と心の中で突っ込みつつも、気配を消して暮らす毎日が続いていました。
決死の脱出劇
しかし事件は、一番安全なはずの「自宅2階の自室」で起きます。
ある日、自室で何気なく窓の外をぼんやり眺めていたときのこと。
ブラインド越しにふと視線を下ろすと――
道端に佇み、じっとウチを見つめているおばちゃんの姿が。
「……!!!」
ブラインド越しとはいえ、目が合ったら一撃アウトです。
脳内で警報が鳴り響いた瞬間、身体が勝手に反応しました。
その場で床にバタンと伏せ、そのまま匍匐(ほふく)後退で部屋を脱出。
部屋の外まで這い出て息を切らしながら、「なんで自分の家でスパイ映画みたいな動きをしているんだろう……」と可笑しさと切なさが込み上げてきました。
今日も帽子とサングラスを装着し、ランダムスポーンの脅威と戦いながら静かにカリフォルニアの街を忍んでいます。
ツマ子のサバイバル生活、温かい目で見守っていただけると嬉しいです(笑)……
シリーズ化しそうで怖い……
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