そろそろお盆、怪談とまでは言わないけれど、カリフォルニアでの夜の出来事を。
なぜかこの日は夕食時に急に停電が起きて、家じゅうにキャンドルを灯した夜でもありました。そんな夏の夜の出来事です(笑)。
深夜のベッドと、密やかな誤作動
昨夜、寝入りばなのことです。
何があったわけでもないのに、暗闇の中で突然、訳もなくふふっとゲラゲラと笑いがこみ上げてきてしまいました。(停電でいつもと違う雰囲気に少し興奮していたのか…)
隣では旦那が静かに寝息を立てています。
(ヤバイ!!)
こんな夜更けに妻が暗闇で息を潜めて笑い転げているなんて怖すぎるだろ!とお腹に力を込め、声を殺して笑いを抑えようとしたのですが、これがかえって逆効果。こらえようとすればするほど可笑しさが内側からこみ上げてきて、ヒーヒーと泣きながら静かに腹筋を震わせるハメになってしまいました。
誰にでも、そんな夜の経験が一度くらいはあるのではないでしょうか。(え!ない?)
ベッドの中で息を潜めながら、ふと考えます。
「日中、カリフォルニアの強烈な日差しにやられてアイスティーを飲みすぎたかしら?」
それとも単なる脳の誤作動?
勝手に名付けた「症候群」の正体
私はこの現象を、勝手に「就寝前爆笑症候群(Bedtime Giggles Syndrome)」と名付けることにしました。もちろん医学的な根拠など一切ない、ただの私の造語です。
例えば、大切な場面や厳粛な場で「絶対に笑ってはいけない」と思うほど笑いたくなる感覚。ありますよね?ね?
あれは強い緊張やプレッシャーから脳を守るための緊急避難的な防衛反応なのだと聞いたことがある。
けれど、この夜中に訪れる笑いは、調べると、どうやらまったく違う性質もののようでした。
その正体は、完全なるリラックスと幸福感(……と、勝手に解釈しています)。
日中の緊張や仕事の緊張感から解き放たれ、副交感神経が優位になった瞬間、脳が「今日の任務はすべて終了」と穏やかな休息モードに入ります。その切り替えのエアポケットのような時間に、日中の些細な記憶やとりとめのない思考がなぜか心地よいユーモアに変換されて、こぼれ落ちてしまうっぽい…のです。
つまり、夜中に静かに笑いをこらえているあの時間は、今日という一日を無事に終え、心がゆったりと満たされている何よりの証なのかもしれません。
緊張なんてあったかしら?
しかしながら、日中の緊張って…、こんなに緊張感のない毎日を過ごしているツマ子にどんな緊張があったというの?と振り返ると、あった!確かにあった!
実は昼間にHOA(Home Owner Association:ご近所監視組合(嘘)…、半分くらい本当かも。)のボードメンバーに根掘り葉掘り聞かれたんだった!むっちゃ緊張したような。終わったら汗だくだくだったもの。
そうは言っても、真夜中に隣の旦那を起こさないよう必死になっている身としては、脳の切り替えがどうであれ「お願いだから今すぐ収まって」と爆笑しながら願うばかりなのですが……。
幸いなことに、うちの旦那、緊急地震警報が鳴っても起きないタイプなので、まったく起きる気配はありませんでしたが、それはそれで、別の意味で心配ではある。
ダースベイダーのマスクと、深夜の呼吸
なにより、私がとても苦しかったのは、CPAP(睡眠時の呼吸補助装置)を付けた状態で笑いが起きること。
もう空気がガンガンに送られてくるのに、こっちは笑いで空気を吐いているわけだから、苦しい、苦しい(笑)ダースベイダーのマスク音のようなエアーフローが激しくなっていくのは本当に苦しかった。(マスクを外せばいいだけなのに、軽くハイになってるから思いつかない)
CPAPのマスクを外すことすら思いつかないほどハイになっていた自分に苦笑しつつも、こういうくだらない夜があるから人生は面白いのかもしれません。
次にまたこの笑いの波がやってきたら、無理に抗わずに「今日も良い一日だった」と受け入れて、静かに眠りにつこうと思います。
皆様も夜中に突然、声を殺してゲラゲラ笑ってしまった経験はありますか?

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