最近、GI(胃腸科)ドクターへの定期診察のあとに届いた請求書に、少し驚きました。
Office Visit(診察料)は保険で全額カバーされていたのですが、「G2211」というコードで$75の請求がされていたのです。え?何これ?と思い、調べてみました。
💡G2211とは?
これは2024年からMedicare(米国の高齢者医療保険)で導入された新しい加算コードで、正式名称は
“Visit complexity inherent to evaluation and management”(診察に内在する複雑性)。
要するに、医師が患者に対して継続的で複雑な医療管理を行っている場合に追加される費用なのです。
🩺今回の診察内容は?
- GIドクターへの定期的なフォローアップ
- 3年に1度の大腸内視鏡検査
- 同時に胃部内視鏡検査も依頼
このように、複数の検査をまとめて調整・相談している点から、医師は“継続的かつ複雑な医療管理”と判断したのかもしれません。
📄 請求書の明細と疑問
保険会社はOffice Visitの診察料を全額負担してくれましたが、G2211だけが別途請求されていて、金額はなんと$75。
平均的なMedicare支払い額は$16.05とされているのに、なぜこの金額?保険の契約内容やクリニックの方針によって変動があるそうです。
🤔 Medicareじゃなくても適用されるの?
しかも、私はMedicare(65歳以上に適用される公的医療保険)ではありません。なのにどうして?と思い調べてみると、G2211はMedicare専用ではなく、民間保険でも適用される可能性があるようです。診察の内容や保険の契約条件、クリニックの方針によって請求額は変わるようです。今回は民間保険にも関わらず、75ドルの請求がありました。
🤔 慢性疾患のフォローアップでも適用されるの?
私のように、専門医への定期的なフォローアップを受けている慢性疾患患者にとって、こうした加算は避けられない可能性があります。
診察が一回きりではなく、継続的な関係性と疾患の複雑性があると医師が判断すれば、G2211の加算が適用されるのです。そうなると、定期的にフォローアップを必要とするような病気に罹っている場合はこれを払い続けないといけないの?しかも民間の保険はカバーしないというし。
✨戸惑いから始まった「理解」の第一歩
正直、請求書を見たときは驚きました。でも、「何だろう?」と思ったことがきっかけで、アメリカの医療制度のしくみを少しずつ理解できた気がします。
この加算請求があなたの保険のDeductibleやCoinsuranceにカウントされるかどうかは契約内容によるらしいです。やはりアメリカでは病気にならないに越したことがないということです。
この加算請求があなたの保険のDeductibleやCoinsuranceにカウントされるかどうかは契約内容によるらしいです。やはりアメリカでは病気にならないに越したことがないということです。
🖋同じように戸惑ったあなたへ
もし「G2211って何?」と思ったら、それはあなたが医療に対して真剣に向き合っている証拠。決しておかしなことではありません。分からないと感じたら、遠慮なく調べたり、問い合わせたりしてみてください。
戸惑いは、気づきへの入口。わたしの体験が、少しでもその“入口”を明るく照らすものになればうれしいです。

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