前回の記事 カリフォルニアでのスキンケア numbuz:n 5+を使ってみた の続編です。
ここまで
前回は話題の韓国コスメのトナーを使ってみたよ～、というところまで記事に書きました。今回は前編で書けなかった、乳液と保湿クリームについて書いていきます。
日本にいた頃は、遠い昔の話ですが、若いころのスキンケアのステップとして、洗顔、化粧水、乳液、クリームといった３ステップが主流だったのですが、最近は様々な美容液や機能に特化した製品が揃っています。どれをどの順番で使ったら良いのか悩みますよね。
雑なの？シンプルなスキンケア
以前は朝は軽くクレンジングミルクで洗顔をし、そのあとセタフィルですかさず保湿してからメイクアップというステップでした。とにかくクレンジングを重視していました。肌に余計な成分を残したくなかったのです。まぁなんとも雑と言えば雑ですよね。
というのも、前編の最後にちょっと書いたのですが、私はずっとSK-IIを愛用していました。もちろんこちらへ来てからも日本へ出張する旦那に買ってきてもらったりして継続していました。ところが、カリフォルニアの気候のせいなのか？体質が変わったのか？肌が赤くなって、ヒリヒリするようになってしまったのです。
試しにSK-IIをやめたら落ち着いたので、それ以来なんだかスキンケア製品を使うのが怖くなってしまったのです。ネットでいろいろ調べたら、肌が荒れている状態ではあまりいろいろな成分を塗らない方が良いとあって、もういろんな化粧水、美容液や乳液などを使うのが嫌になってしまったのです。
※SK-IIの使用に対する個人の体験です。
保湿ローション一択で過ごした日々
様々な過程を経て、肌荒れが落ち着くようになったのはあの大きなCostcoサイズのセタフィルローションでした。顔から足まで全身に使えますし、無香料で私の肌にも優しかったです。ただセタフィルだけでは補えなかったカサつきにはVanicreamを（こちらは皮膚科の先生一押しのクリーム）さらに塗って保湿をしていました。
しかし、そんなシンプル過ぎるスキンケアで過ごせたのも４０代まで。５０代になって（病気のせいもあるが）やっぱり肌のハリの低下が顕著になってきたのです。そこで、スキンケアを見直すことになったのが前半までの話でした。
Costcoで雪肌精を購入
実は雪肌精がCostcoでセールしていたので買ってしまったのです。
雪肌精は日本のコーセーの製品で、セールしていたのは円安が影響しているのかな？とも思っています。
雪肌精：5種の和漢植物（センプクカ・ハトムギ・ボタンピ・メロスリア・トウキ）エキス（保湿）配合。透明感の高い肌をかなえます。
モイスチュアバランスポリマーが、うるおいのバランスをキープ。心地よいみずみずしさがずっと続きます。
メラニンの生成を抑え、日やけによるシミ・ソバカスを防ぐだけではなく、乾燥や肌あれも防ぎます。
だそうです、本当はセラミド成分の入ったものを探していたのだけど、とりあえず日本製品というだけで買ってしまったので使っています。
実際にナンバーズイン５番トナーの後に使用しているのですが、まず、鼻につく香料が少し気になりました。私はシャンプーもコンディショナーも石鹸もハンドクリームなど皮膚に直接つけるものはほとんど無香料のものを使用しているのでちょっと驚きました。
いま香料などを使用しない化粧品がトレンドなので、どうなのかしら。原材料そのもの匂いがあまり良くない時に香料を用いるのはわかるけれど。あまりつよい香りのする化粧品は好きじゃないかも。
雪肌精はメーカーによると、シミ・そばかすを防ぐ成分配合なので紫外線が強いこの地域では効果を期待してしまいます。雪肌精だけでの保湿力は残念ながら、ほとんど感じませんでした。5番トナーのモチっとした感じを閉じ込める補助としては良いのかな。でも使い切ったらリピートはしないかも。私は匂いが苦手だった。
OrdinaryのPhytoCeramide moisturizer
雪肌精の保湿力のなさが残念だったので、さらに仕上げに保湿クリームを買いました。カナダのOrdinary(※現在は買収されてエスティ―ローダーの傘下)のセラミド保湿剤。もう、これは成分から調べ上げて選んだものです。
「The Ordinary Natural Moisturizing factors+PhytoCeramaides Rich Surface Hydration Fomula」
商品名が長い！でもお財布に優しいUnder$25でした。
この製品はフィトセラミド（PhytoCeramide）という植物由来のセラミドを含んで、ヒト皮膚セラミド量を増加させる効果が期待できるものです。このPhytoCeramideを含むモイスチャライザーを検索してたどり着いたのがこれだったのです。
化粧品として使用されているセラミドにはいくつか種類があるそうで、本来はヒト型セラミド、セラミドEOP、NG、NP、AG、AP（ヒトのセラミドと分子構造が同じもの）が一番良いらしいです。しかしながら価格の高い製品となっています。お財布に優しくない！
そのほかには植物由来のセラミドと動物由来セラミド（馬や牛、凄く高価）やその他の化学合成セラミドなど、ヒト型セラミドと同じ分子配列構造を作り化粧品に使用しているものがあります。私はまずは植物由来の物を試してみることにしたのです。
実際に使用した感じはほんとうにごく少量、指先に豆粒大くらいで気になる目元から顔全体に伸ばすことができる。もちろん無香料。テクスチャーはややthikだがニベアよりは軽い感じ。保湿力は私には十分だと感じています。
ナンバーズインの５番でうるおいを与え、雪肌精でシミそばかすを防ぎ、PhytoCeramideで保湿の蓋をする感じです。2週間ほどで目元のかさつきが気にならなくなってきました。ファンデののりも良くなってきたと感じています。
カリフォルニアの春から秋までは紫外線が強いので、保湿クリームを塗ったあとは、外出するなら必ず日焼け止めを塗ります。私はAnessaのSPF50のジェル一択です。伸びが良く、白浮きせず、アメリカでも普通に手に入れることができるので助かっています。
今気になっているもの
VanicreamのビタミンCセラムかな。
数多くのビタミンCセラムがあるけれど、最近出たVanicreamのビタミンCセラムを皮膚科の先生が使っているのを見て、試してみようかな？と思っています。お財布にも優しいし（ココ大事）。あとはペプチド配合のもの、レチノールやヒアルロン酸などを配合したものが気になっています。
レチノールやヒアルロン酸も種類がたくさんあって、いくつか試したことはあります。その中には、私の肌には合わなかったものがあるので、低刺激性のものから試してみようかな、と思っています。また色々試したら続編を記事にするかもしれません。
みなさんのおすすめのスキンケアはありますか？
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